茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

織部水指の蓋 共蓋と塗蓋

2024-01-23 22:46:01 | 茶道具
 年末に片づけをしていて、初めて買い求めた茶道具が出てきました。

 大学で茶道研究会に入り、家でもやりたいと購入した一式。
水指、建水、棗、茶碗、蓋置、柄杓、茶杓、茶巾が入っている縦長の箱です。
 茶巾や茶杓などは既に箱の中にはなくて、残っていたのは、水指と建水のみ。

 何度か自宅で母にお点前を見せたくてやってみせて、その後は
しまいこんであった記憶しかありません。


 お稽古道具になりそうなので、今後使おうと改めて確認をしました。
織部の水指。


 


 濃茶をする時に、塗蓋も用意しておいた方がいいかな?

 まとめて購入していた塗蓋をあわせてみました。
よく見ると、塗蓋と一言にいっても、厚みのあるもの、中央がへこんでいるもの、
持ち手の造り、裏側の様子など、実は様々。

  


 水指に乗せて、姿を確かめますと。。。。。

  

 見た目と、蓋との相性を見て、コレと決めました。


 これまで、先生のお宅で当たり前のようについている塗蓋を使用していましたが、
今回こうして自分で、比べ、合わせてみることで、塗蓋ひとつとっても、
合うものと合わないものがあることを知り、勉強になりました。


 一つの水指で、共蓋と塗蓋では雰囲気も違う。
 更に、塗蓋は見た目は黒くて同じように見えて、実は細かい作りは様々である。
 実際に乗せてみると雰囲気や使い勝手が違う。
茶道具の世界って細かいところまで果てしないな、と改めて思った出来事でした。


<ご参考>
水指の塗蓋
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/6cc256ebce4bd727bd2f34316e1b1b41

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