茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

『茶遊庵』2022夏企画 ガラス茶碗絵付け

2022-08-18 23:19:41 | 茶遊庵おしらせ
 8月もあっという間に中旬を過ぎ、下旬にならんとす。
 お盆も終わり、いよいよ夏休みも終わりに近づき。。。。早すぎる。

 さて、おかげさまで『茶遊庵』の夏休みの特別企画も無事全て終了しました。

 7月の後半は、我が家にコロナが襲来し、始まる学び場。さんで開催予定だった練切作りはやむなく中止とさせて頂きました。楽しみにして下さっていた親子の皆様には本当に申し訳ありませんでした。
 練切作りは2組以上いらっしゃれば時間をとれるので、やってみたい方がいらっしゃいましたらお声がけ下さい。
 
 夏の企画を振り返りつつご報告をしたいと思います。

 【ガラス茶碗の絵付けをして世界で一つの夏の抹茶茶碗を作ろう & 薄茶を楽しもう 】 
9組の親子さんが参加下さいました。
個性豊かな世界で一つだけのガラス茶碗が出来上がりました!
どれもそれぞれ素敵でした。

最初にガラス茶碗の絵付けの方法や注意事項をお話して、一時間強の絵付け。
絵の具は各自購入して持ち帰りにし、続きはご自宅でもできるようにしました。

座学では、茶道では、お客様に夏はガラスの茶碗や平茶碗を使って涼しさを感じて頂き、冬は筒茶碗を使って温かく飲んで頂く工夫をしていることをお話しました。
それから薄茶の点て方、飲み方。初めて茶筅を振った方もいらっしゃいました。

自宅で一人で作業もできますが、皆でお互いの作品を見ながらお話したり、茶碗を乾かしている間に薄茶を点てて美味しい季節のお菓子でホッと一息つけるのはよかったのではないかと思いました。

今回のガラス茶碗の絵付けは、様々な角度から茶道を身近に感じ、味わって頂けたらと企画しました。
感じ方はそれぞれだったと思いますが、親子での夏の時間を楽しんで頂けたようです。

夏の自由研究にするとおっしゃった方も数組いらっしゃいました( ´∀` )。

作ったガラス茶碗でかき氷など夏らしい食べ物を食べたいとアンケートに描いたお嬢様も。
確かに抹茶だけでなく夏の美味しい食べ物を盛り付けてもよいかもしれません。
この発想は私にはなかったのでなるほど!と感心しました。

日本在住の外国生まれの方は、茶道は敷居が高くて難しいイメージがあったが、今回のようなきっかけがあればもっと楽しめると思ったとおっしゃっていました。
お嬢様は保育園の頃から茶道を習っていて、初めて点てた自分のお茶とお嬢様が点ててくれたお茶の味が全く味が違うことに驚いておられました。回数を重ねるとやはり美味しいお茶になるということを実感したようです。

私自身、皆さんの作品を拝見したり、お話することでとても勉強になりました。
コロナで集まることが難しい昨今ですが、やはり皆で集い、話すことで世界は深まり広がると感じました。


                         


 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 志の種 | トップ |  『茶遊庵』2022夏企画 練切... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

茶遊庵おしらせ」カテゴリの最新記事