茶は日本人には馴染みの飲料ですが、植物としての茶の木にどのくらいの人が注目しているでしょうか。
茶畑、緑色の茶の木(畝)や葉っぱは殆どの人が見たことがありますよね。
でも、茶の花、種を実際に目にしたことがありますか?
実は私自身も小さい頃から抹茶や緑茶にはお世話になりっぱなしでしたが、
茶の花や種のことは考えたこともなく、
大人になってから、皇居東御苑で茶の花を見たのが、
茶を植物としてとらえた最初の瞬間でした。
茶の花と実
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/f56af190db8e6285db3de9555111febc
茶の花と実を実際に見て感動した後は何事もなく日々は過ぎて15年以上経った頃、
また植物としての茶との出会いが巡ってきました。
インスタでご縁が繋がった山口製茶処さんの茶の種を分けて頂けたのです。
初めて自分で茶の種をまき、水をやり、芽を出すのを目撃した貴重な体験でした。
茶の種 発芽の喜び
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/b41e92c68fcaa9a58a6a9b176cdc4de1
そして、『茶遊庵』の生徒(特に子どもたち)にも
是非、茶の発芽を体験してもらいたい!との思いに至り、
昨年、お茶を頼んだ時に思い切って少し多めに種を分けて頂けるようお願いしてみました。
有り難くもご快諾頂き、届いた茶の種。山口さん、ありがとうございました。
種まきによい時期は、3~4月。
座学用にプリントを作り、2月末から生徒に配布し始めました。
予想通り、今のところ茶の花や種をみたことがある生徒はおらず、
興味をもってもらえました。
茶道にかかせない植物の茶の木。
どんな芽を出すのか、実体験を楽しんでほしいと思っています。
2~3か月後、感想を聞くのが今から楽しみな先生であります。
2月の『茶遊庵』のお稽古も終わり、早いもので次はもう3月。
茶道に興味のある方、新しく何か始めようと思っている方は、
是非、3~4月に『茶遊庵』体験におでかけ下さい。
3月は枠に少し余裕があります。
茶遊庵 3-4月の体験可能日程