『ブラックペアン1988』 海堂尊
手当たり次第に予約したバチスタ関連本(!)の1冊です。
世良先生が医師国家試験を終えて、
外科医局に入局するところから物語が始まります。
(世良先生はその後、『ジェネラル・ルージュの伝説』
『極北クレーマー』に登場するらしい…)
そこに講師として入局してくるのが後の病院長、高階先生。
手術室のボスが藤原看護師。
(そういう出会いだったのね…とニンマリ)
黒崎先生はまだ助教授だし、垣内先生もヒラだし…
学生実習でやってくるのが後の田口先生、速水先生、島津先生…
(なるほど、それで進路が決まったのね)
『ジェネラル・ルージュの凱旋』でお目にかかった
看護師の花房さんは新人、猫田主任はお昼寝好きのまま…
みんな若かったのね…と、しみじみ。
『チーム・バチスタの栄光』と『ジェネラル・ルージュの凱旋』しか
読んでいない私でも、登場人物の若かりし頃の姿を垣間見てニヤニヤ…
でも、ストーリー的には『チーム~』よりも面白いかも…
コッヘルとペアン、どう違うんだっけ…などと勉強してしまいました。
バチスタ関連の本を1冊も読んでいなくても、十分に楽しめると思います。
満足度:
単行本になるまで待て!というのに全部買い揃えています。(ちなみに大蔵省(財務省?)は私・・・。)
私も「チーム・バチスタ~」と「ジェネラルルージュ~」しか読んでいません。
mariさんの記事によるとこの本は「チーム」のメンバーのポリクリ時代的なお話なのですね~。読んでみようかな~という気になってきました。
このシリーズのスピンオフは果てしない
ですよね。
そして、もっともっと知りたくなる。
確かに「チーム・バチスタ」よりも
面白いかも
mariさんも海堂ワールドにハマってきた
お財布は二ーナさん…ちゃっかりですね。
お手元にあるのでしたら、読んでみてください。
お勧めです
…財務省よりも大蔵省の方がピンときますよね。
そのうち『大蔵省って何?』と言われてしまいそうですが
予約してもなかなか順番が回ってこないのが困りものですが
この作品は今までに読んだ本の登場人物がチラチラと出てくるのがいいですね。
『あ、み~つけた!』という感じで
次は『用もないのに』に取り掛かります