(鳴子峡の紅葉、真っ只中!美しい!)
◆ 陸羽東線の鳴子温泉~中山温泉間。ゆっくり走行してもたったの10秒未満の絶景・・。それを見るために大勢の観光客がこの陸羽東線に乗り込んでいます。海外のツアー客が多かったです。この瞬間を切り撮りたい!・・わかります。
◆ 旅館のおかみさんに聞くと、コロナ前は中国とか韓国の団体さんがほとんどだったけれど、今は金髪の方が多くなった、とのこと。私も話しかけた数人の方は(香港のお客さんもいたが)アメリカやヨーロッパ系の観光客が以前より多くなった印象がありました。
【調査開始@古川駅】
◆ 新幹線で古川駅へ到着。夕方4時の陸羽東線に古川駅から乗車、鳴子温泉駅までの約45分間の列車の旅です。今回は2度目の陸羽東線調査旅行。阿武隈急行線の窮地を救うため、赤字路線としては先輩の(←ゴメンナサイ!m(__)m)大崎市を走る陸羽東線へ2泊3日の調査、開始です!(*^^*)v
(陸羽東線の社内、鳴子まではまあまあのお客様)
◆ 2日で、①古川~鳴子温泉、②鳴子温泉~(山形)新庄、③新庄~(陸羽西線代替バスで)古口~最上川船下り~古口~新庄、④新庄~鳴子温泉 ⑤鳴子温泉~古川 の乗車をしてみました。
◆ 気づいたのは、阿武急の路線と酷似していること。
阿武急に至っては、福島駅~梁川駅までは黒字路線、宮城県側の、槻木駅~(角田)~丸森駅間はまあまあの利用客(コロナで完全に戻ってないが)。福島県と宮城県境の4駅はほとんど利用がない無人駅。
陸羽東線も、県境にかかる最上~中山平温泉までの4駅は乗車なしの状況でした。
(陸羽東線の車両)
◆ あぶきゅうと違って、ラッピング列車はありませんし、列車運行もあぶきゅうの方が断然多いです。こうしてみると、阿武急は恵まれている?利活用促進も可能性高いのでは?と思いました。がんばれ!あぶきゅう!!(*^。^*)/
【陸羽西線】@山形新庄
◆ 山形の新庄~陸羽西線(バス代行)で、最上川船下りのある「古口」まで行ってみました。阿武急のあぶくま駅から船下りがあるので参考にできれば、と思ったのですが・・、とにかく案内が不親切でした 駅の改札で聞いても、観光案内所のお嬢さんに聞いても、”陸羽西線”について中途半端な説明ばかり。結局、代替バスの停留所もわからず、切符も車内でチケット販売がなくJRで事前に購入することも知らず・・、山形の人なら知っているかもしれないけど・・観光客向けの対応ではないなぁと思いました。極めつけは、古口駅で降りて船下りの発着口まで10分間歩くこと。その道順がわからないと言ったら、「わかりますよ!」で終わり。。。(A^^;E? 最終的には教えて頂きましたが、個人差はあれど、宮城県と山形県の県民性の違いなのでしょうか?(宮城県人ってしつこい位、道順は教えますよね。)
◆ また、新庄は陸羽東線の始発駅なのに、陸羽東線方面(宮城県側)の観光案内もなく、観光案内所で鳴子峡のパンフレットも端の方に置かれている状況を見て、”県境の路線を維持するのは難しいのだなぁ”、と思った次第です。(A^。^; 福島~宮城、宮城~山形。お客さんを取り合いするのではなく、希望するお客さんを真ん中に、お互いWin-Winで情報提供して頂けたらいいなと、思いました。
【TRAIN SUITE 四季島@鳴子】
(「四季島」を歓迎する市長さんと、かぶり物を着た観光協会のみなさま)
◆ 最終日の朝。ラッキーなことに、鳴子温泉に豪華列車「トランスイート四季島(しきしま)」が到着し、市や観光協会、住民の方が歓迎していました。到着した四季島は、二泊三日のスイート(2人)で、130万円程。コロナ中は新婚旅行に利用するカップルもあったとか。乗車のお客様は2時間ほど、鳴子駅前の歓迎イベントを楽しんでいました。
(出発の金の鐘は8回。大崎市長・市民代表そして、私角田市議が抜擢!?)
◆ 光栄なことに、重要で貴重な任務のトランスイート四季島の出発を知らせる”鐘鳴らし”を私にさせて下さいました。緊張しましたが、楽しい体験でした。
◆ こうやって、住民や観光客が陸羽東線に愛着を持つようにイベントを引っ張ってきているのだな、ととても参考になりました。これもトップセールスでしょうか。
(キャラクター「なる子ちゃん」と共に)
◆ やっぱり、大人も子どももキャラクターが大好き!阿武急にも”ひかりちゃん☆”が乗り込んで、お客さんとコミュニケーションすれば(あの県境で)、インバウンドも期待できるのでは?と思いました。是非「ひかりちゃん☆列車」の運行を
【あたたかい鳴子の人々】
(前日陸羽東線から眺めた鳴子峡を上から眺める。)
◆ 帰りの電車まで時間があったので、旅館のおかみさんが車で紅葉を見せて周ってくれました。地元の人しか知らない絶景スポットに、もう感激!!(*^_^*)美しい~ 旅館をしていたという、元のご自宅にも案内して下さったり、美味しいお土産屋さんにも寄っていただき、調査だけではなく、鳴子を満喫しました。
(駅で。「チーズ!」パシャ! おかみさんと私)
◆ ”ゆきこ女将”のお見送りで、陸羽東線に乗り込み一路、古川へ。その後、大崎市役所で、陸羽東線担当者と打合せ。市役所のみなさんは、「あぶきゅう応援団結成大会」の新聞記事は読んでいて、「市民活動としては大崎より進んでいる」とおしゃっていました。(具体的には、おいおい書きますね。)(*^_^*)v
◆ 今後も、陸羽東線を始め、阿武急と同じ問題をかかえる沿線に伺いたくさん学んで、阿武急利用促進に寄与したいと思っています。
◆ あぶきゅうの応援、これからもよろしくお願いします!!(*^〇^*)/