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舞姫

ひぐらし日記

「塩野義」と「ファイザー」…医師はどちらの「コロナ経口薬」を使うのか

2022-03-09 | 日記
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 2月25日、塩野義製薬は、コロナ治療薬(S-217622)の承認を厚労省に申請した。同社は、軽症、中等症の感染者69人を対象とした臨床試験で、「速やかにウイルス力価およびウイルスRNA量を減少」させ、「ウイルス力価の陽性患者割合をプラセボ群と比較して約60~80%減少」させたという。

「塩野義」と「ファイザー」はウイルス複製に必要な酵素を阻害する3CLプロテアーゼ阻害剤に分類され、評価されている。

 抗ウイルス薬の最大の長所は、パキロビッドパックと違い、併用禁止の薬剤がないことだ。実は、パキロビッドパックは使いにくい。それは、主成分のニルマトレルビルの濃度を上げるために、リトナビルを併用しているからだ。リトナビルは、ほかの併用薬の濃度も上げてしまうため、厚労省は32種類の薬剤の併用を禁じている。その中には降圧剤などありふれた薬も含まれる。パキロビッドパックを処方するたびに、このような薬剤を休薬しなければならないのだから、面倒だ。

 では、臨床医は、「エビデンス」が多い、昨年11月、ファイザー社は重症化リスクのある外来患者774人を対象とした第3相臨床試験の結果を発表した。この試験では、パキロビッドパック投与により、入院や死亡のリスクが89%も低下した。「特効薬」と言っていいと。

 一方で、塩野義製薬、S-217622の効果で証明されたのは、「速やかにウイルス力価およびウイルスRNA量を減少」したと。







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