舞姫

ひぐらし日記

新型コロナウイルスが肺胞まで侵入し「直接肺を攻撃」する(2)

2021-01-14 | 日記
新型コロナウイルスは、全く新しい感染の仕方をするのだそう。

「インフルエンザウイルスは上気道周辺に留まり、気管支の炎症程度で治まることが多いのですが、新型コロナウイルス肺胞にまで侵入し、肺胞のまわりの壁に炎症を起こす“間質性肺炎”を生じさせます。
 呼吸不全や呼吸困難に陥るのが特徴で、今のところ特効薬はなく、自分の免疫力が頼りです。呼吸困難がひどくなると人工呼吸器、さらに進むとECMO(人工肺)をつけて自己回復を待つことになります。

肺の機能アップと免疫力の強化がコロナ重症化を防ぐ
感染症がどこまで重症化するかは、その人の免疫力にかかっています。免疫には自然免疫と獲得免疫があり、ウイルスや細菌が侵入したら、真っ先に駆けつけて戦うのが自然免疫です。
 一方、自然免疫では防げなかったときに、その異物の特徴を記憶し、的確に攻撃をするのが獲得免疫。ワクチンは獲得免疫のシステムを応用したものです。

「例えば風邪やインフルエンザのウイルスが侵入すると、のどの痛みを生じる咽頭炎(いんとうえん)、声がかれたりする喉頭炎(こうとうえん)、たんや咳が出る気管支の炎症などが起こります。しかし、自然免疫がしっかり働いていれば、その奥の肺にまで炎症が至らず、より軽い症状で治ってしまいます。微生物の侵入を防ぎ、免疫の第一関門として働くのが、のどや気管の繊毛や粘膜。

 だから、肺の機能を健全に保っておくことが重症化を防ぐポイントになります。故に、日頃から免疫力を強化し、のどや肺の機能を高めておくことが重要なのです」


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