MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

薔薇を撮る

2010年05月25日 | あらかると
今日は暑くなるとの予報があったが、よく晴れるということで谷津バラ園に行ってみた。ネット情報ではすでに先週から満開状態だったようであまり期待が持てなかったが、別件の用事もあって出かけた。

巻頭の写真(この写真のみCANON-A650is)のように満開状態だったが、咲き終わったものも多く見られ「凛とした美しいバラの発見」には労を要した。バラを管理する人が少ないのだろうか、咲き終わって萎れてしまったバラが散見された。

これまでSONY-α380の様々なテストをしてきたが、前回ある程度の結論を出しているように「ポートレートには向いているかも知れないカメラ」なので、咲いている花の距離が5m以内についてはまあまあの写りである。今回の撮影ではある程度意識をして3本のレンズを交互に使ってみた。

下の写真のデータ。SONY、18-55 SAMレンズの55mmでAUTO撮影(ISO-100 F10 1/200)


下の写真のデータ。MINOLTA-ZOOMxi AF28-105の105mmでAUTO撮影。(ISO-100 F7.1 1/200)


下の写真のデータ。MINOLTA-ZOOMxi AF100-300の250mmでAUTO撮影。(ISO-100 F8 1/500)


下の写真(花の名前はピカソ)のデータ。MINOLTA-ZOOMxi AF100-300の140mmでAUTO撮影。(ISO-200 F13 1/320)


上の写真は構図的には良くないが、撮影中は暑かった上に「園内飲食禁止」のため、ゆっくりと狙って撮る状態ではなかった。そんな暑さの中で、3年ほど前に行ったときも水分補給が出来なかったために早めに園外に出てしまったことを思い出した。

やはり半日位は被写体を探したいので、水分補給ぐらいは許可して欲しいものである。その点「京成バラ園」は園内に自動販売機があり、簡単な弁当の臨時販売所も出店するなどもあって、一日中バラ園内で楽しめるのが素晴らしい。
此の辺に官と民の経営の違いがあるのであろう。
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吟醸古酒入「オイスターソース」

2010年05月24日 | たべもの・料理
あるショッピングセンターの一角に輸入品を扱う店があったので、なんか食材は無いかと入店してみた。瓶詰やチョコレートや各国の調味料など様々なものが売られていた。
これまでの海外旅行で土産品として持ち帰ってきたもの(日本ではなかなか手に入らないような食べ物や調味料などを買うことが多かった)も幾つか見つけることが出来た。

その店で見つけたのが『吟醸古酒入「オイスターソース」和風中華味・180g780円』(巻頭の写真)だった。
「和風中華味」という曖昧さが気になったが、原材料名(下の写真)を見ると「かき煮汁」とあり、しかも広島産の牡蠣を使い、保存料や添加物が使われていない。
一般に売られているオイスターソースは「かきエキス」という紛らわしいものが使われており、添加物も多くひどいものは香り付けのため「香料」まで入っていることもある。

やや高かったがこれで野菜炒めやチャーハンが美味しくなるのなら、食が楽しくなるので買い求めた。


野菜炒めもチャーハンも味付けはこのオイスターソースのみでよいと表示されていたが、隠し味程度に入れるのが私には合っていた。


原材料名を見ると、自分流のオイスターソースを作ることが出来そうである。安い牡蠣が手に入ったら挑戦してみようと思う。
今流行中の「食べるラー油」も基本的にはそんなに難しくないので手作りに挑戦予定。まだ「モモラー(桃屋のラー油・常に売切)」を食べたことがないので味の基準が定まらないのが難点だが・・・。
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折れたアマリリスが咲いた

2010年05月23日 | あらかると

住まいの外壁の塗装工事が始まり、ついにベランダ側のガラス戸がマスキングされてしまいベランダにも出られなくなってしまった。
工事が始まって以来、ベランダの前が工事のための足場とその足場につけられた防護ネットのため、外の景色が見られないというストレスが続いていたが、ベランダにも出られない日も2週間目に入った。
さらにこれからは「走り梅雨」のような日が続くというから、外の風景が見られるようになり、太陽の直射光がベランダに差し込むような日が来るのはまだ先になりそうだ(欝々)。

とまあ、余りいいことのない日々が続くが、工事対応のためベランダから室内に移動するときに、蕾状態だったアマリリスの幹を1cmぐらいの皮を残してポッキリと折ってしまった。
昨年までは2輪しか咲かなかったアマリリスが、今年は2本の花芽が出て3輪と2輪をつけたのである。その二輪の蕾をつけた幹が折れたのである。
折れたものを捨て去るのは惜しいので、駄目元を覚悟してセロテープでつないで経過を観察していたら、巻頭の写真のように見事に咲いたのである。

下の写真のように折れた箇所をセロテープでただ巻いただけであるが、蕾は生長したのである。折れた箇所もやや太く成長していた。赤く変化している部分が折れたときにかろうじてつながっていた薄い皮の部分である
植物の世界では「接木」などの手法で病気に強い西瓜などを作ったりすることがあるとは知っていたが・・・・


テープを巻いて1週間ほど経過した状態が写真左下の2輪です。すぐにも咲きそうな蕾の状態を発見して撮影したもの。
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蛇苺(へびいちご)

2010年05月22日 | 写真俳句
「蛇苺」は名前からして有毒のようで気味悪がられるが、毒はない。緑の多いこの季節の草叢の中で、真っ赤な実は良く目立ち美しくさえある。
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若緑

2010年05月20日 | あらかると

「若緑」とは、晩春の頃12~13センチ以上に抜きん出る松の新芽のこと(巻頭の写真)。晩春の季語にもなっていて「松の緑」「初緑」「緑立つ」「松の芯」とも言う。

種子の成熟には2年もかかるという。下の写真のように、手前に写っている小さな実をつけているのが「若緑」の先端。奥の1年枝の根元には昨年から成長した未熟な松かさが見える。
更にその下には種子を放出した後の松かさがついているのが確認できることがある。


水で濡らすとかさを閉じ、乾かすと再び開くという性質があり、かさが開いている状態では入らず、閉じていれば入るような大きさの口を持つ容器に入れることもある。
松脂を含み、燃えやすい形状のため天然の着火剤としても優秀。
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