知れば知るほどアキレカエル

個人の備忘録として。
(旧 創価学会員にはアキレカエル)

「20世紀少年」読後

2008年03月14日 | 習性

創価学会を想定しているのでは?という話を聞き、今まで気になっていたマンガ「20世紀少年」を先日一気に読み終えました。
作者は浦沢直樹氏です。

ストーリーは、ある子供のグループが野原の秘密基地で未来を予想し「よげんのしょ」を作り、それを地中に埋めたというところからはじまります。
やがてメンバーは大人になるが、ニュースで伝えられる事件が以前自分達が書いた「よげんのしょ」の通りに起きている事に気付くのです。
世界滅亡を企てているのは「ともだち」という謎の男とその集団であり、既に国家の中枢にまで入り込み、世界の要人までをも利用しようとしていました。
やがて秘密基地に集っていたメンバー達が世界を救うために立ち上がる・・・という流れになっています。

これから読まれる方は、ストーリーや結末は別にして、この「ともだち」という男とその集団に注目をして頂きたい。
警察・国家に入り込む。
他の何よりも「ともだち」を優先し、正義や倫理観が欠如している。
世界滅亡を企み、最終的には「ともだち」を世界大統領にするのが目標。
名誉欲が旺盛である。
麻薬も扱い、自作自演の犯罪も行う。
だいそれた事をする割には、何事も中身がお粗末でハリボテ状態。
結局は子供の遊びのような内容の集団である。

更には
子供時代の記憶や「ともだち」の頭の中に入り込む、バーチャルアトラクション「ともだちランド」なども登場。
三菱・NECをもじった企業名や、東村山の地名。
そして「ともだち平和会館」まで登場する・・・
皆さんならこれらからどんな集団を思い浮かべますか?

当然、創価学会さんの実態を知らずにこのマンガは生まれないでしょう~~
社会を破壊する様子を集団で大笑いしながら見ている狂気・・・まさに創価学会のイメージとダブるシーンです。
少しでも創価学会の真実を知っている方には、とてもおもしろい22冊+2冊だと思いますよ。
そしてこのマンガは今年の夏に、実写版映画として公開が始まる予定です。
個人的にはアニメにして欲しかったなぁ~とも思っていますが・・・でも楽しみにしています。

同様に筒井康隆氏の小説「パプリカ」にも信濃町や八王子の地名、そして他人の夢に入り込む技術などが書かれていましたが、これも以前アニメ映画化されました。
ご存知の方も多いと思いますが、筒井氏は過去にも創価学会批判の小説を書かれている作家です。


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