層雲峡温泉

黒岳～旭岳を登るつもりで宿をとった、層雲峡温泉。

あいにくの悪天候で、この近辺にいる間、最終日以外はずっと雨だった。

気温は20℃以下で、露天風呂が肌寒く感じるほどの涼しさ。

キャニオンモールと呼ばれる温泉街があり、手入れされた花が綺麗。

ここから黒岳ロープウェイまでは徒歩5分。ロープウェイの始発は6時。

始発にのって登山する場合は、ホテルの朝食を食べられないかもしれないが、

ロープウェイ駅に向かう途中に、「セイコーマート」というコンビニがあり、

朝5時から営業している。

近隣には温泉を備えたホテルが点在し、日帰り入浴も出来る。

オススメは、「ホテル大雪」と、「黒岳の湯」。

層雲峡は北海道上川町にある渓谷で、大雪山国立公園にあり、

石狩川を挟んで約24キロに及ぶ断崖絶壁が連なる景勝地だ。

断崖てっぺんの標高はそんなに高くないので、雨でもその景観が楽しめる。

でも、やっと青空が戻ってきた最終日、やっぱり晴れた方がどんなにかいい。

層雲峡には、共に「日本の滝100選」に認定されている、

「流星の滝」「銀河の滝」というふたつの滝がある。

この辺りは元々アイヌ語で「ソウウンベツ」（滝の多い川）と呼ばれており、

そこから「層雲峡」と命名された。