
泉ヶ岳に登ってきました。泉ヶ岳は3回目。
(滑降コース 片道2時間)
過去2回はどちらも5月の初めで、ところどころ残雪もみられ、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、それにカタクリが主役だった。
6月の山は一気に新緑に萌え染まり、緑の中にヤマツツジのオレンジ色が、花束みたいに浮かびあがる。
滑降コースの「かっこう」とは別だけど、森の中にはカッコウの声が響く。
私には嬉しくて、「ひゃっほう ひゃっほう」ていってるように聴こえた。
蝉も鳴いていて、まるで盛夏を思わせた。これがハルゼミ?
最近、名取や折立など市街地でもクマさん目撃情報。 クマさん、どうしたんだろう…。
川沿いをいく「水神コース」と比べて、ひたすら森の中をいく「滑降コース」は気持ちいい。
フィトンチッドを全身に浴びて、ぷちぷちと心の中で、嬉しいビーズが弾けるみたい。
心の鈴をならしながら、歩く。
触れがたいような品のある美人、チゴユリ。
ウツギの花言葉は、「古風、風情、秘密」。
小さな妖精みたいに可愛い、マイヅルソウ 花言葉は「清純な乙女の面影」だって。
マイヅルソウをみると、ああ今年もこの季節が来たな、と思って嬉しい。
サラサドウダン、ベニバナイチヤクソウの開花はまだこれから。
「下ばかり向いてないで、上もみてごらんよー」 と声が聴こえたので見あげると。
時折吹く風がひんやりと汗を冷やすのを感じ始めるころ、泉ヶ岳山頂に着く。
山頂の広場からすこし奥まったところにある、北泉ヶ岳分岐のところから、北泉ヶ岳を望む。
いまのシーズン、泉ヶ岳スキー場はパラグライダーのひとたちでもいっぱい。
気持ち良さそうでも私には無理そう…
(山に登るくせに、高所恐怖あり)
花も木々も、ツツドリもクマも、ひともみんな幸せであるように。
(森の中で、「ポポ ポポ ポポ」と鳴いてるのがツツドリです)
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