阿蘇にある、カドリードミニオンに行ってきました。
ここは、天才!志村どうぶつえんで有名な、パンくんとジェームズが暮らしている施設でしたが、
パンくんが研修生に怪我をさせてしまったため、パンくんは急遽「引退」が決定しました。
パンくんはもう「野生のスイッチ」が入る時期だったみたいですね。
いままで本当にがんばってたもんね。
研修生の方はお気の毒だけれど、長年、人間のために働いてきたパンくんにおつかれさま、と言いたいです。
そもそもカドリードミニオンという施設が熊本にあって、そこにパンくんがいる、ということを、熊本に越してきてから初めて知った。
阿蘇の雄大な大自然の中に広大な敷地をもつここは主に、「くま牧場」なのですね。
施設への入り口に「くま牧場→」という標識があって、最初はそれがカドリードミニオンのことを指しているのか、
それとも別に、近くにくま牧場があるのかわからなかったけど、中に入ってみるとまちがいなく、
カドリードミニオンが「くま牧場」でした。
園内には、ツキノワグマ、グリズリー、エゾヒグマなどをはじめ、7種200頭のクマが飼育されています。
こぐま広場では、こぐまを抱っこして写真を撮ることが出来ます(500円)が、
おそらくこぐまにストレスを与えないため、抱っこは1頭につき、1時間と時間が区切られています。
時間をおいて、次の1時間は別のこぐまに交代する、という具合。
私も抱っこさせてもらいました
私の太ももの上にこぐまがおすわりした感触は、
人間の赤ちゃんみたいだけど、人間の赤ちゃんみたいにお尻が丸くないな、と感じた。思ったよりお尻は固かった。
でもそっと手をそえたふっくらしたおなかの感触は幸せそのもの
赤ちゃんぐまのお部屋では、こぐまたちが追いかけっこをしたり、ころんころんと遊びまわっていて、見飽きない。
下は、先週の志村どうぶつえんで、速水もこみちさんが作った、こぐま「あゆむ」が暮らす「こぐまの森」の遊具。
下は、「おばあちゃんの部屋」。年をとったクマたちが暮らしているスペースです。
おばあちゃんの部屋にも立派な遊具が備えられています。遊ぶというよりはもっぱら寝床になっていましたが。
クマの寿命は17~18年くらい。園では一年に2~3頭のこぐまが生まれ、
年代によって、園内にたくさん、クマたちが暮らす部屋が設けられていました。
私達が本州の山や里山で遭遇する機会が多いのはツキノワグマ。(九州の野生のツキノワグマは絶滅したそうです)
体長は私の身長と同じくらい(150㎝)で、そんなに大きくない。気質もおとなしく、臆病なので、
至近距離でいきなり遭遇して、クマが驚いたために事故になることはあっても、
ツキノワグマの方から襲撃してくることは滅多にない、と聞きます。クマたちを見ていると、確かにそういう気がする。
下は、ホースで水をかけてもらって、涼んでいる大人のツキノワグマ。
しかし北海道に生息するエゾヒグマの大きさを目の当たりにすると、これは遭遇したらまず助からないな、と思います。
性格も獰猛だというし、ヒグマに関しては、遭遇しないように人間が注意することが必要だと思われ。
カドリードミニオンでは他にもたくさん、動物と触れ合えるよ。(「カドリードミニオン2」に続く)
秋田で従業員に危害を加えたくまさんを思い出しました
カドリードミニオンのみんながいつまでもしあわせでありますように♡
→パンくんのことは、とても残念でしたが、テレビのお仕事から離れ、牧場でほかの仲間たちとゆっくり過ごして、幸せに、長生きしてくれたら嬉しいですね
熊本は、仙台からみると、遠いし、暑さや台風など気候が激しく、生活大変そう・・・って思っていましたが、大自然あふれて、動物に触れ合える環境もバッチリで、羨ましいです。数年後、転勤が訪れるその時まで、熊本の地をたっぷり味わってくださいね!
*150匹の犬猫たち、暑さに負けず、元気に過ごしてますよ。