犬とハナウタ

山歩きブログだった「山とハナウタ」改め「犬とハナウタ」として再スタート。雑種犬ゆめとの暮らしや日々のことなど。

「死んでられない」

2011-04-12 | ハナウタ(日記)
地震、火山、水・土砂、雪崩など、気象災害について研究している、
防災科学技術研究所というところのHPがある。

専門的なデータについては見方が分からないから、
私には分析とか出来ない。


ただ、この画を見ると、

「日本列島、どうしちゃったのだ・・」

と唖然とする。


地震大国という自覚はあったものの、
風邪でいえば、今一番ひどい時なのか。
それともまだ、これから熱は上がり続けるのか。

「来る」と言われていたリミットを既に過ぎ、
M8~9が予想されている東海地震や、
富士山噴火を不安がり、恐怖する声が、ツイッターには溢れている。

誰も確かな情報を知らない。

テレビで解説を求められている専門家だって、
あの巨大地震の影響がどう出るのか、
もうなにがなんだかわからなくなってるようにも見える。

誰もが不安でいっぱいだけど、自然災害の前には、
最善を尽くすことしかできない。

あの大津波の中で、車ごと波に飲み込まれ、
一時は意識が朦朧となりながらも、

「ここで死んでられない」

と車から這い出して、水面まで泳ぎ、
建物の窓によじ登って、屋上に避難し、助かった主婦の話をニュースで観た。

主婦は、自宅にいるはずの息子のことが気がかりだったという。
息子も無事、近くのビルの屋上に避難していて、無事だった。
いるはずだった自宅は、津波で押し流されていた。

「母は強い・・・」と感動した。

私は「母」でないので、最後の最後でそんな力を出せるかどうか。

万全の備えと、
万一、来るべきものが来た時、
「死んでられない」と思える火事場の馬鹿力。
それがあれば、きっと大丈夫!

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2 コメント

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あなたの心に守るもの (cozi)
2011-04-29 00:49:58
NASAが宇宙飛行士を選ぶ際、同じ力量であれば独身ではなく、家庭を持っている方を選ぶそうです。
普通に考えれば独身の方がリスクが少なそうですが、家族がいる人の方がいざという時「生きよう」という意志が何倍も強いのだそうです。
火事場の馬鹿力って身体の強さではなく、心の強さなのでしょうね。
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coziさんへ (きのこ)
2011-05-12 17:38:00
守るもの、私にはあるのかな。
夫は私が守らなくても生きていけるだろうし
生きるか死ぬか、と言う時に、
「私が死んだら悲しむひとがいる」
ではなかなかモチベーションが上がらないかも。
でも、「絶対もう一度夫に会いたい」
と思えば、津波の中からも這い上がれる力が
湧くかもしれない。
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