塩釜港の復興市へ

桜満開の塩釜神社を参拝した後、
塩釜港の卸市場に行ってきました。

塩釜は甚大な津波の被害を受け、
町はまだそこかしこにがれきの山がありますが、
港の活気は戻ってきていました。
復興前よりも品数は少ないのかな、とは感じましたが、
多くのお客さんが魚を買いに訪れていました。

私もまぐろと、三陸産のわかめを買いました。
三陸産のわかめは本当に美味しくて、私も大好物なのですが、
お店の方の話によると、地震の被害で、
今あるものが売れたら、もうしばらくは入ってこないそうです。
とても残念です。

松島までの観光船乗り場である、塩釜マリンゲートでは、
5月1日に営業再開し、これから毎日「復興市」が開催されています。

お昼はマリンゲートで、海鮮丼を頂きました。
海鮮丼600円、たらば蟹汁200円。
とても美味しかったですよ。

マリンゲートからみた塩釜港。


ちなみに夜は近所のお店で食事をし、
石巻の醸造酒「日高見」と、塩釜の「浦霞」を頂きました。
日高見はほのかに甘くて飲みやすく、浦霞は辛口です。
津波で工場は潰れても、倉が無事だったために入荷可能だったり、
在庫がある分を出荷しているようだ、ということです。

塩釜の町も、復興に向けて地元の人たちが頑張っていました。
いま、東北じゅうが復興に向けて、前向きになっている感じがします。

ブログ友達の「ひこひこ」さん（千葉県在住）が、
連休中に、気仙沼へ復興支援に来られていたということです。
東北は、全国の復興ボランティアの皆さんにも支えられています。
本当に頭が下がります。ありがとうございます。

日本が一丸となっているこの感じを、
いつまでも忘れないようにしたいと思います。