
電力需給がひっ迫している東北電力管内。
使用量ピークになる14時~15時頃は、家から出て、
どこかショッピングセンターなどで涼んだりして、誰しも節電に気を配っている。
「私もどこか出かけるべ」と節電をダシにして、そいそと出かけてきた。
今日は近いところで、松島へ。
日本三景のひとつであり、一大観光地の松島も、
震災で甚大な被害を受けたと思うが、今日は、
震災前と殆ど変らない美しさと活気で満ち、
家族連れやカップルなどの観光客でにぎわっていた。
桟橋近くの広場では、祭りの準備が進んでいた。
8月14~16日、「松島海の盆」。
去年、赤い福浦橋を渡って、福浦島を一人で歩き回ったのを思い出し、
今日も渡ろうかと思ったけど、あまりの暑さにくらくらしてきて、
気が付いたら、湾内一周遊覧船のきっぷ売り場に立っていた。
というわけで、船内から松島を。
遊覧船乗り場で働く、真黒に日焼けしたおじさんたちが笑顔で、
「いらっしゃいませ」「ようこそ」と迎えてくれる。
松島といえば、カモメさんも風景のひとつ。
出航直後はお客さんが投げるかっぱえびせんお目当てにわさわさやってくる。
カモメさんの向こうの赤い橋が「福浦橋」、右手の島が「福浦島」。
仁王島。仁王像が葉巻をくわえて座しているように見えるという。
ふ~む・・・私には、右を向いてるドナルドダックに見えるんだが。。。
涼しい船内で、島を眺めながらゆらゆら揺られていると、
あんまり気持ち良くて、
眠気に襲われて何度か意識が遠のいた。
後ろの席の子供が、「松島や ああ松島や松島や」と繰り返していた。
船内は夏休み中の子どもたちで賑わっていた。
遊覧船のりば近くにある、マリンピア松島水族館からも子供たちの歓声や、
アシカの「オゥ、オゥ」という鳴き声が聞こえていた。
震災当時、ペンギンやビーバーも津波で泥だらけになり、
6頭いたビーバーは半数になってしまったそうだが、
生き残った3頭のビーバーや、ペンギンたちが元気に、子供たちが来てくれるのを待っている。
岩手・宮城両県では、いまだ9500人余りの人が
避難所生活を強いられている。
そんな中で観光地に足を運ぶのは、
私も本当は、「申し訳がない」と感じている。
でも、被災した観光地で働くひとの中には、
自身も被災し、中には家を失った人もあるという。
そんな中で頑張っている観光地に、足を運ぶことが、
なにも出来ない自分にとって出来る、小さな応援になると信じる。
節電対策にはぜひ、松島へ。
北海道旅行の準備は進んでますか?
今は 北竜町のひまわり畑も
綺麗ですよ~
荷物はもうホテルに送りました
北竜町のひまわり畑ですね!
覚えておきます!
行けるといいなあ。
富良野のラベンダーはもう終わってますよね?
楽しみです。
おっかさんも気を付けて行ってきてくださいね!
こちらでブログ始めたばかりで何をどうするかも分からず手探りでやってます
松島が活気ついて本当に良かったです
この震災では友人や叔父叔母を亡くしました
でも皆さんがんばってる姿を見せて頂いてとても嬉しいです
ありがとうございます
きっとまだまだ、心の傷は癒えないでしょう。
沿岸部で被災され、立ちあがろうとしている方々の誰もが、
心に哀しみや疲労感を抱えながら頑張っているのだと思います。
そういう方々が、「どうか観光にきてください!」
と頑張っている所に、出来るだけ足を運びたいと思っています。
東北は素敵な土地です。
がんばりましょう!