
16日(土)午前中、東北六魂祭の開会式。
午後から秋田へ向かう予定だったので、夜のパレードは見ることができないが、
「東北復興を願う最大級の祭り、その雰囲気だけでも」と出かけた。
開会式の段階ではまだ、混乱は見られなかった。
お孫さんの手をひいて会場へ入っていくおじいちゃん。
定禅寺通りも、この時はまだなにごとも起きていない ↓ 。
ただ、午前中から既に猛烈な暑さで、
浴衣が絞れるほどに汗をかいた。
それでも、開会式の行われているメイン会場はかなり混雑しており、
ステージ上で、いま誰がなにをやっているのかさっぱり見えない感じ。
ステージの高さって、もうちょっと上の方にあれば、
後ろのひとにも見えるのになあ、と思ったが、
踊りや演奏のステージが多い勾当台公園のステージ、
出演者にとって「安全な高さ」というものが、当然あるのだろうから。
メイン会場は諦めて、東北観光PRコーナーのある、仙台市役所庁舎へ向かった。
庁舎の中には、震災後の復旧の軌跡を辿った写真パネルや、
全国からの応援メッセージ、願いが書かれた七夕短冊などが展示されていた。
庁舎前には迫力の、青森ねぶた。
福島のわらじまつり。
そして、思いもかけず、この時、この庁舎前のスペースで、
秋田竿燈まつりのデモンストレーションが始まった。
一番上の写真はその時のもの。
出陣前の、男たちの熱い意気込みがじんじんと伝わってきた。
思いもかけず、竿燈まつりの演舞を観ることが出来て興奮した
だが、この夜の本パレードで、観客が殺到して中止になってしまったことや、
遠方から楽しみに来たのに、見られなかった方たちのことを思うと、素直に喜べない。
そのニュースを夜、秋田県内の宿で知って、とても心配だった。
でも、翌日のパレードでは無事に演舞を完遂されたというニュースを観てホッとした。
東北六魂祭に向けて頑張ってこられた人たちや、
デモンストレーションで観た、
熱気溢れる竿燈祭りの担い手さんたちの思いが、完結して良かったと思う。
そして全国から来てくれた皆さんも、今度はぜひ、
本場秋田で、竿燈まつり(8月3日~6日)を。
そして、福島でわらじ祭り(8月6日)を、
山形花笠まつり(8月5日~7日)、青森ねぶた(8月2日~7日)、
盛岡さんさ踊り(8月1日~4日)を、本場の地で楽しんで欲しいなと思います
仙台七夕祭りは8月6日~8日。
私、11年間住んでいたのに東北のお祭りは仙台の七夕しか見てないんですよ~。
とっても心残りでした。
東北六魂祭は今年が初めてですよ。
東日本大震災で、
東北は多くの人が亡くなり、
甚大な被害を受けたので、
東北六県が集まって、復興を願って企画された、初のお祭りなんです
でも、予想をはるかに上回る、
二日間で36万人の観光客が訪れて、
定禅寺通りが一時パニックになったようです
でも東北を応援してくれている人が、
たくさんいるんだなあ、と感動もしました。