雨降りの今日、九州上陸して初の佐賀へ。佐賀はこれまで通過したことしかなかった。
緑に囲まれた熊本から、九州自動車道、さらに長崎自動車道を走って、
さらに原始的な緑に覆われた、佐賀県に入る。
高速道上から見る佐賀は、なんというか、もしかしたら縄文弥生の時代から、手つかずなのではないか、
もののけ姫実写版の撮影をやるならここだろう、と思うような不思議な空気に包まれた自然がそこにある。
嬉野インターをおりると温泉街まではすぐらしい。とりあえず観光案内所へ。
雨の観光案内所には誰もいなくて、美人の受付のお姉さんが笑顔で歓待してくれる。
「温泉と、あと食事したいのですが」
「湯豆腐ですね!」(← 当然湯豆腐でしょう!?という勢い)
ほう、湯豆腐・・・。
「湯豆腐なら、多くのお店で食べられますが、この よこ長さんはオススメですよ!」
と、「よこ長さん」というお店への行き方を、懇切丁寧に案内してくれる。
でも私はかなりおなかをすかせていて、もっとなんかがっつりしたものが食べたい気分だったので、
「えーと、このよこ長さん以外のお店は~・・・?」と、途中でさえぎって聴いてみると、
「はい!よこ長さん以外でも湯豆腐、食べられます!例えばこのお鮨屋さんでもだしていますし」
「そうですか・・・」
嬉野ではなにがどうしても湯豆腐なのらしい。
あんまりお姉さんが丁寧に教えてくださるので、ここで食べないわけにいくまいな。。。
そのオススメのよこ長さんへ行ってみたところ、
あなどるなかれ、湯豆腐。
いやでも逆に、あなたの持っているその湯豆腐の先入観のまま、
嬉野の温泉湯豆腐をぜひ食べてみてください。「〇〇しい!!!」と声をあげること間違いなし。
お豆腐の入っている湯汁には味がついていて、そのまま豆腐もだしも頂ける。
海老や野菜などの具は、添付けのポン酢?につけて頂きます。
やっぱり地元のひとが自信を持ってすすめるだけのことは、あるのですよ、うん。
ちょっと湯豆腐のイメージが覆ります。
ヘルシーにおなかいっぱいになった後は、嬉野温泉へ。今日は冷たい雨が降り、気温は10℃前後。
気温に適応してないショートパンツを着てきて震えていた私は、このままでは風邪をひくと思い、
温泉街の中のスーパーに入った。
しかしかなり年上の女性向けの衣料品と、子ども服しかなかったので、
小柄の私は「男児用」と書かれたコーナーの、150センチのカーゴパンツを購入。
これがまあ、ぴったりで。寒さも防げてありがたかった。
島根県「斐乃上温泉」、栃木県「喜連川温泉」と並び、
「日本三大美肌の湯」の一つに選ばれる嬉野温泉は和多屋別荘へ。
川沿いに佇む広大な敷地の大きな旅館で、静かで明るい雰囲気。
嬉野はお茶の名産地でもあるようで、館内には嬉野茶、茶葉を使った化粧品やグッズなどがたくさんあった。
静かにのんびりと疲れを癒やすには、佐賀嬉野はおすすめの場所だ。
晴れれば山に登るけど、もしかしたらこれから雨が降れば、嬉野にいくかもしれないな。
湯豆腐を食べて、温泉に浸かる。
いいですね。
きのこちゃんの住んでいる熊本は、もう新緑の爽やかな季節ですね。自然豊かな場所へ、たくさん出歩くのに、いい時期です。
6月には仙台に行く予定で、犬たちにも会いたいです。
その時になったら連絡します、
よろしくお願いします!!