〇10/28(金)
150匹の犬舎で流れていたラジオで「マヤ暦によると今日、日本時間の明日15時に
人類が滅亡するらしい」という話題が盛り上がっていた。いろんなことがあるものだ。
始まりがあれば必ず終わりがある、とはよく言われる。生まれれば必ず死ぬように。
個々には、生命の始まりと終わりを経験していても、
約700万年前に「人類」が誕生してから、種としてはまだ一度も「終わって」いないので、
人類はきっと不安なんだろう。終わりがいつ、来るんだろうって。
ちなみに今日私は、なんとなく「不安」に駆られているけどそれは、この噂とは関係がない。
〇10/29(土)
岩手県側から栗駒山に登った。3週間ぶりの山だったので気持ちが浮き立つ。元気チャージ。
週末、夫はひげを剃らない。ひげを剃らない夫はむさくるしく、山男っぽい。
『北の国から』の五郎さんにちょっと似ている。それも、『'98時代』あたりの五郎さんに。(相当むさくるしい)
ところが日曜の夜にお風呂でひげを剃って出てくると、もう五郎さんではなくなって、
平日モードの、こぎれいな夫に変身する。
私は『北の国から』が好きなのでちょっとだけ残念だが、こぎれいな夫は夫で、
こちらもちょっと身を正したくなるような、「よそゆき感」が漂って見える。
「平日の夫」ってよそゆきだ。おおかたの時間、「よそ」にいるんだものね。
週末の度に変身する夫。不思議なものですね、ひげって・・・・
〇10/30(日)
「今月」に「31日があるかないか」を判断する時、私は「にしむくさむらい」と一度唱えないと分からない。
「にしむくさむらい」て知ってますか。「2、4、6、9、11」で「にしむくさむらい」です。
これは「31日がない月」です。だから10月には31日がある、ということがわかるのです。
これは母から教わった。母は私になにか教える時、必ず復唱させる。
「にしむくさむらい。言うてみ」「にしむくさむらい」
とこういう感じで、私は母から物事を習った。(私の実家は三重県です。)
取れかけているボタンを縫いつける時、ほんとはちゃんと脱いで針を通さないといけないのに、
朝の登校前など、時間がなくてそのまま縫う時、事前に母は必ず私に「ぬいだ」と言わせた。
「脱いだ、て言いな」「ぬいだ」 理由はわからない。
今年になって、民俗学の本に「犬の子」の話が出てきたのを読んだ時、
「ああ、母のあれも魔よけの儀式だったのかな」と思った。口で言って脱いだことにする、という。
「犬の子」というのは、幼い子を抱いて夜外を歩くと魔物がさらいに来るので、
「(この子は人の子じゃないよ)犬の子(いんのこ)、犬の子(いんのこ)」と唱えながら歩く、というもの。
母もきっと祖母から物事を習い、「言うてみ」と復唱させられて覚えたのに違いない。
私には伝える子供がいなくてつまらないので、たまに夫に「言うてみ」といって言わせている。
〇10/31(月)
愛護センターの被災犬たちとお散歩に行ってきた。
譲渡希望しているひとがいる、と聞いていたハチ、もう貰われちゃったかな、と思って行ったら、
今日も笑っていたので、嬉しかった。嬉しいけど、寒くなる前にあたたかいおうちに行けるといいね。
〇元気が出る曲!
RAM WIRE 歩み PV 映画「僕たちは世界を変えることができない」主題歌
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