私が「宮城県の山」だとばかり思っていた、栗駒山。
イワカガミ平の中央コース、及び東栗駒コースから登れば確かにそうだが、
今回歩いた須川コースの出発点は、岩手県にある須川温泉。駐車場は岩手県だ。
だが、岩手県に停めた車を降りて少し歩くと「ようこそ秋田県へ」の標識が。その距離およそ100M。
なんだか三県が三県とも、「ようこそ、うちの栗駒へ!!」と言ってるようでおもしろい。お昼は、秋田県の栗駒山荘で。
山の中とは思えないほどちょっとあかぬけていて、店員さんの接客はホテル並みの丁寧さ。 私の、稲庭ざるうどん(右)。
夫の、どんが汁セット(左)。どんが汁とは、秋田の郷土料理で、豚肉のスペアリブが入っている。
古くは「マタギ」が、狩猟の獲物(熊など)の胴柄を大根と一緒に煮て食したものだそう。 右、私の「お米アイス」。
洗練された雰囲気の栗駒山荘を出てすぐに、どうにも目を引く不思議な民芸品屋さんがある。「民芸くりこまや」。
このお店が秋田県だったか岩手県の方だったか、ちょっと自信がない。
「この店は貧乏、毎日が地獄です 店主」 とあるがいやいや、とても流行ってましたよ。
私は焼き物の素敵な「醤油さし」を見つけて、買いました。
店内には、2008年に発生した岩手・宮城内陸地震の報道を展示したスペースがある。
まだこの時の傷も癒えぬうちにさらなる大地震に見舞われた。この栗駒の地方は、震度としては最も大きかった。
帰り道の県道には、「被災地展望の丘」という場所がある。2008年の時のもの。これはまた次回の記事で。
店主さんのコメント、愛嬌を感じますね!
郷土料理もとってもおいしそう!ざるうどんもどんが汁っていうのも食べたい!!
醤油さし、どんな色のを買われたのですか?
この辺りには焼き物がたくさん売られているようで、
名産なのかもしれません。
山に行っては、その土地の美味しいものや、
珍しいものを見て帰るのが、とても楽しみです
美味しそうですね
その日は朝
雨が降っていたので
昼前からの登山でハイピッチでの上り下りでした
ホテルへの帰路
橋の上から震災の様子を撮りました
とてもショッキングですね
それでは又お伺いします
そしてあんな綺麗な紅葉が見られて、
やっぱり諦めずに登ってみるもんですね。
山の天候はほんとうにわかりません。
岩手の、「被災地展望の丘」のこと、
記事にUPしようしようと思いつつ、
なんとなく気が重くて、まだ書けないでいます。
そんなにウェットな感じの場所ではなかったはずなんだけど、
なんですかね・・・。でもそのうちに。