節分ですね。
節分=季節のわけめ。冬と春の境目。
季節の分かれ目には邪気(鬼)が生じるということで、邪気払い(鬼やらい、豆まき)をするそうです。
今日は空気は冷たいですが、陽射しはなんだか春を思わせるような暖かさ。
この不安定な、どちらかわからないような怪しげな感じが邪気のなせるわざでしょうか。
1年の中に何度か節目があるっていうのはいいですね。
意識するかしないかにもよると思いますが、
大きくは、新年から始まり、四季折々の節分、梅の開花、4月。
夏休み、夏休み明け?ボーナス前、ボーナス後?誕生日?
風が少し冷たくなると、「今年もあと〇か月」と感じて、
あと〇か月、身を正そう、と改めて意識する。
昨日までぐずぐずだったとしても、毎日が新しい一日なんだけど、
つい日常に埋もれて忘れてしまいがち。
節目があると、意識しやすい。
立春を過ぎても、まだまだ寒さは続くけど、
植物や動物も土の下で、新しい季節への準備を始めているはず。
ひともそろそろ春に向けて、自分の中の古い皮を一枚一枚、脱ぎにかかろう。
私は現在、教職に就いていますが、
やはり、生徒も同じです。
1学期、2学期、3学期と節目があることによって、
新たな目標や抱負を持つものです。
「節分」なんて、昔の人はよく考え出したものですよね!
昔のひとの知恵、季節との関わり方にはすべて意義があって、
私達も自然とその教えに習って生きているのだなあと、感じますね。
確かに、学校に通っていた頃は、
もっと季節や、節目がはっきりしていた気がしました。
いまも忘れたくない感覚ですね。