角田市と亘理町、山元町の1市2町の境界にある、四方山に行ってきました。
朝の時点では当初、川崎町の「シシナゴ山」に登るつもりでした。眼前に迫る雄々しい蔵王の姿にわくわくしながら川崎ICをおりる。
でもシシナゴ山は、震災の影響か、崩落のため登山口まで行けず、通行止めになっていました。
登山口に向かう林道ではカタクリやイチゲが群生していました。
通行止めでシシナゴ山、撤退。シシナゴ山は小さな山ですが、きっと山頂からは間近に蔵王を望めたはず。
この青空の中、今日の山は中止?とちょっと機嫌をそこねそうになったところで、
昨日、災害ボランティアで作業した、山元町の依頼者さんが勧めてくれた「四方山」を思い出し、軌道修正。
2日連続で山元町へ向かいました。村田ICでおりて、6号線を福島方面へ。明通峠から四方山登山口に入ります。
山頂付近にある「東京航空局仙台遠距離対空通信所」(無人)まで車が入れないこともないですが、
入口付近に車を停めて、つづら折りに舗装道をのんびり登っていきました。片道2キロ。野鳥と花の道でした。
標高が上がるにつれ、見あげていた桜を下に見て、山元町の景色や太平洋がぐんぐん姿を現します。
山頂に着くと、ぐるり360度の大パノラマ、今日一度は諦めた、愛しい蔵王の姿も春霞の空に浮かんでいました。
桜の雲海の向こうに、滔々と流れる雄大な阿武隈川、その向こうにうっすらと見えるのが蔵王連峰です。
肉眼ではもっとはっきり山も見えたのだけど、上手に撮れませんでした。
東北、春満開です
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