令和エンカウンター日記

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社会へ出るとは、多様性社会?

2024年04月20日 | 日記
「社会」の語源
  
 社会の「社」という字は「やしろ」と読み、神社のことですね・・

 社会の「会」とは神社の会ですから、神社の行事です・・

 「社会に出る」とは神社の行事に参加することですね・・

 神社の行事というのは神社の祭りや式典です・・

 特に祭りは老若男女を問わず参加していました。

 昔は、独身者にとっては、集団見合いのようなものですね・・

 式典は、年齢毎の厄払い、結婚式や葬儀など・・・

 現代は、学校を卒業して職業に就くことを「社会に出る」といっています。

 職業につかない人は浪人と言われています。

 在校生も浪人も家庭に入った人も本当は社会人なのに・・

 昭和の頃、障碍などを理由に児童を施設に入所させると、社会から隔離していると騒がれました・・

 この場合の「社会」とは何でしょうか・・神社の行事の意味ではなくて、人間社会、動物社会など生物の生活している世界全てを指しています。

 一般社会、特殊な社会というのもありますが・・

 一般社会の中には、病院も学校も児童福祉施設も含まれているはずです。

 当時の児童福祉施設の職員は全て、自分たちが働いている施設は一般社会の中の福祉施設であると思って頑張っていましたね・・

 ところが、児童を社会から隔離し差別していると非難されましたねえ・・

 その頃は「弱者の立場に立って」というのがスローガンでした。

 まさに、強者の理論ですね・・社会は強者と弱者、お金持ちと貧乏に二分化の時代でした・・

 令和になると、多様性社会がもてはやされていますが、多様性社会とは、どのような社会なのか、いまいちわかりません・・

 人種差別や男女差別、民族差別、宗教差別、障碍差別、職業差別、貧困差別、士農工商差別、学歴差別、学力差別などがない社会のことでしょうか・・

 ありえませんねえ・・・益々、差別社会が広がっているのに・・

 エッセンシャルワーカーと呼ばれる人たちは低賃金で疲労困憊、農業は低収入で後継者が殆ど居ない情況・・

 オリンピック選手でも、金銀銅で社会的差別は明確です。評価社会では差別は普通ですね・・

 テレビでは高学歴を売りにした番組がもてはやされています・・

 それは差別ではなく区別だと反論する人がいます・・

 病名や障害名は区別であり、差別ではないといいますが、それにより心情的差別感が生じます・・

 癌の宣告を受けると、周りから死人を見るような目で見られます・・

 心情が多様性を受け入れるまでには時間がかりますね・・

 多様性社会という言葉の陰で、強者と弱者、お金持ちと貧乏の差が益々進んでいます・・・
                        
                             ( あくまでも個人の感想です )


 


 
 
 


 












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