息子は伝い歩きで、ダイニングテーブルの周りを歩きまわっていた。一番のお気に入りは調味料をいじること。ごま塩とか七味とか、両手に持って打ち鳴らしたりしてる。
ま、いっか。 機嫌良く遊んでるし。
その息子を挟んで、娘と会話していた。
テレビを見ながら
娘:学園長、だって
私:「長」ってのは、一番偉い人ってことだよ。
保育園にも「園」「長」先生がいるでしょ?
娘:
私:じゃあ、会社で一番偉い人は、なんて言うでしょうか?
娘:・・・・・・・・
私:会社の「社」「長」って言うんだよ。マイ、知ってるでしょう、社長さんって。
我ながら、なかなか良い論理展開じゃん
なんて会話をしていると、なんだか、ごま油のいい香りが・・・・・
息子が、ラー油まみれーーー!
いじっているうちに、ふたが開いてしまったらしい
手と足とベトベト。しかもその手を、自分の口に!
息子は何が起きたのか全く分からず、ただ、口の中の異様な辛さ(どんな味に感じるのか?)に顔をしかめて、泣くに泣けない状態
とりあえず手を石鹸で洗い、(口が辛いので、手を口に持っていき、結局石鹸もなめてしまった息子)、足は濡れタオルで拭いた。もうすぐお風呂だし、いいや。
で、お茶を飲ませようと思っても、「飲まない、イヤだ」、と手で払いよける。
でも、このままじゃ辛くて可哀そう。
そうだ、大好きなペロペロキャンディーは? と思って渡したら、舐め始めてくれた。ふぅ。
その間、せっせと後処理。油モノは大変・・・。
事件無くして、我が家の一日は終わりません・・・。
仕事復帰前は、「週に1回は夕飯を義母に頼んで、仕事を清算してこよう」と考えていた。
今は・・・・・、「週に1回は夕飯を自分で作ろう」になってしまっている。
チビたちのため、というよりも、義父母のため、かな。
チビたちって、結構親がいなくても平気みたい。帰ってくれば飛びついてきたり、「明日は早く帰ってきてね」なんて娘に言われたりするけど、いないならいないで義父母たちと遊んでいる。
「親がいなくても子は育つ」って、本当かもね・・・
大変なのは義父母たち。チビ2人の子守は疲れる。娘は気分次第で食べたり食べなかったり。それを食べさせたり、息子の伝い歩きでお皿とかやられないように、食事を退避させたり。
先日帰ってきたら、義父がキッチンの調理場で晩酌をしてたっけ。
義父:そっち(茶の間)じゃ、まったくゆっくり飲めないからね
もちろんチビたちの元気さを褒めてるだけだけど、申し訳ない・・・。
昨日は、その週1回の早帰り日。
のに。
それなのに。
夕飯をチビたちに食べさせて片付けをしていると、チラホラとゴミが目に付いて、あそこにも、こっちにも・・・・・・・・・
ダメだ。掃除機かけないと
その間、階下(義父母宅)から義母が上がってきて「二人いると大変だから、連れて行っておくよ」と息子を抱っこして階下へ。娘もそれについて行った。まだ義父は食事中だったと思う。
全然意味ないじゃん。
ゴミやチリは無視して、チビたちと遊ぶべきだったのだろうか・・・。
いや、無視できる量なら、問題ないと思うけど。
いやいや、義母が連れて行ってくれたのだから、それに甘えればいい。
うん、そうだ、きっとそう。