ここは、道の駅果樹公園あしがくぼの駐車場を利用して歩いて12分ほどのところにある。
この道の駅は西武秩父線の芦ヶ久保駅にも隣接している。
さて、観光客がそこそこいるので道に迷うということはない。
木製の鳥居をくぐったところで、あれ?ここ登山道の入口じゃないか…と。
そういえば、雌岳の山頂から兵ヶ沢方面が通行止めになっていたけれど。
横瀬川にかかる端の両側に、だんだら模様の幟があり「氷(兵)ヶ沢」と書かれている。
氷と兵を引っかけているのだ。
協力金1人200円を支払って入場。
この領収書を会場の頂上に持って行くと、甘酒か紅茶を1杯いただけるとのこと。
おお、温かい飲み物か、嬉しいな。
さてこの受付を過ぎると、すぐに氷柱の一部が見えてくる。
西武秩父線の線路下をくぐると一気に気温が下がったのを体感し、会場が始まる。
おお、谷戸1つが丸ごと氷の世界だ。もう、別世界が始まる。
何がすごいって「おさわり氷柱」とコーナーがあり、氷柱をさわることができる。
そしてこの場所が一番寒いが、見上げる氷柱の迫力がすごい。
ここは、東京近郊在住なら一度訪れておいた方がいい観光スポット。
埼玉県でこんな素晴らしい氷柱が見られるとは思わなかった!
そしてここから展望台まで登る。
さっきまで登山をしていただけあって、この程度なら全然苦にならない。
何よりも通路は凍結していないし。
それと通路に敷いてあるウッドチップや手すりやベンチがやたらと新しい。
MIFさんが「ここの氷柱は今年かららしいよ」とのこと。
だから、NHKで紹介していたのか。
私、インタビューを受けていた女性が山歩きの装備をしていたことしか注目していなかったからな。
展望台の頂上では1人1杯、甘酒か紅茶が選べる。
私とMACHIKOちゃんは紅茶、MIFさんが甘酒だ。
この紅茶は秩父産の紅茶とのこと。
国産紅茶らしく、香りはダージリンには負けるけれど、味わいは滋味深くさわやかな風味だ。
たき火に当たりながら、今度は上方から氷柱を俯瞰する。
さて、ここでさっきまで登っていた二子山雌岳からの周回ルートが閉鎖されていた理由がわかる。
雌岳山頂から「あしがくぼ氷柱」方面に入ることができる。
だから登山者ならば無料で入場できてしまい、協力金の徴収が難しくなるからだ。
う~ん、仕方が無いのかなぁ…。
実際には危険箇所が発生したのかもしれないけれど、それなら雌岳山頂にその理由を書いておいて欲しかった。
または登山者向けに迂回ルートがあるとよかった。
まぁ、これは登山者の都合なのだから、町の人たちやこの会場を盛り上げている人たち、観光客には関係ないか。
ここの素晴らしさは、氷柱だけではない。
このイベントは今年から始めたとのことだが、それを支えるボランティアの方々が笑顔でステキでした。
おもてなしの心というか、イベントを盛り上げようとしている心意気が感じられました。
2月9日までのことだが、期間中みなさん頑張っているのだと感じられる。
そして何よりも地域にお住まいの方。
道の駅の駐車場から会場までは歩いて12分ほどかかる。
その沿道には、都会に比べて件数は少ないモノの、一般住宅が点在する。
これだけの観光客が来ているのだから、休日に自宅にいても心が安まらないだろう。
観光客も旅先気分でかなり賑やかだ。
この方々の休日の時間を台無しにしてしまっていることが気がかりだが、来年以降もこのイベントを続けていただきたい。
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