MIFさんから「なんでブドウジャムって市販品であまり見かけないんだろ?」とお題が出ました。
私の乏しき食品加工知識では「たいしてうまくないか、種や皮の口当たりが悪いか、水分が多すぎるンじゃあないかな」と答えました。
ネット検索すると、ペクチンが少ないから固まりにくいとありました。
ペクチンはジャムのとろみの元。
食品添加物として認可も受けているので、少ないのなら足せばいいだけ。
要するに手間暇かけて加工して、ペクチンや砂糖を足しても出来上がりはたいしてうまくない、が正しい答えだと思います。
美味しく仕上げる工夫をしても、採算がとれないという考え方もできるし。
ブドウならわざわざジャムに加工しなくても、ワインやジュースに加工する方が簡単で利益が出るしね。
以前からある加工食品は、それが加工する手間を考慮しても美味しいから加工するし、販売レベルに達しているから市販されるのだと気がつきました。
それと保存方法の違いかな。
私が子どもの頃、ドレンチェリー、アンゼリカ、スミレ、ミモザという砂糖漬けがバタークリームのケーキの上に載っていたのを覚えています。
これも砂糖漬けやバタークリームよりも美味しいケーキが登場したから淘汰されたのでしょう
そう思うと、今生き残っている加工食品は、厳選グルメというわけで、ちゃんと作れば何でも美味しいはず、という結論に至りました。
ん?私の料理がたいしてうまくないのは、オリジナルアレンジが多いことと、目分量だからだろうな、多分。