「へか」や「へかやき」という名前の郷土料理があることを知ったのは、昨年11月の島根県旅行でのこと。
石見銀山の熊谷家住宅という、郷宿(関連商人)のお宅の台所を公開していて、模型で見ました。
解説員の方から「魚のすき焼き風鍋」と解説されましたが、イマイチ分からず。
昨年12月には東京の新日本橋で現代風にアレンジされたへか風鍋を食べに行ったりもしました。
でも本当の「へか」を食べてみたいな…とは思っていました。
すると先日、私が毎週行くスーパーマーケットの系列店で、飲食店向けの鮮魚を取り扱って漁業者の生活応援というキャンペーンがあると言います。
普段は取り扱わないような魚が店頭に並ぶかな?と思い、行ってみました。
おお、これなら自作できそう!
レシピは農林水産省の「うちの郷土料理」というサイトを参考にしました。
作ってみてよくわかったのは「魚のすき焼き風」という表現です。
※同省のレシピは4人分の豪華版、わが家は2人分なので物凄い地味な色合いでした。
私が住む神奈川県は、只今緊急事態宣言中。
さすがに食べ歩きや県境を超えての外出はちょいと気が引けます。
こうやって、自宅で郷土料理を楽しめたのは、いつも行くお店で、鮮魚セールがあったからです。
それと農林水産省「うちの郷土料理」サイトさん、もう少しレシピを増やしてほしいです。
だってまだ9都道府県分の郷土料理しか掲載がないからです。
ステイホームでの楽しみも提供してもらいたいな。