makoto's daily handmades

ブルガリアスカートを編む

先月から今月にかけてうそつきハラマキを3つも編んだので「これならブルスカも編めるンじゃあない?」と気軽に初めてしまいました。

※ブルスカ=ブルガリアスカートのこと。

結果、4週間かけて編みました。

もー、たいへーん!やっと仕上がった!

ブルガリアスカートの編み方は「トランテアンだより」の2008年2月2日の記事をご参照まで。

作り目は140目で、私は1段目が12センチ、2段目が15センチ、3段目が18センチ、4段目が21センチで編んでみました。

4段目は80センチの輪針が推奨されていますが、私の手持ちにはないので、5本針で編みました。

1段目は他の段よりも1.8倍くらいの太さになるように引きそろえました。

糸は札幌市のムーランルージュさんの通販サイトで10年ほど前に購入した手織り糸(極細糸)を自分で引き合わせて作っています。

糸はグラデーションになるように…と思っていましたが、思いのほかグラデーションにならず(汗)

手持ちの糸だけで作ろうとしていることと、自分でグラデーションに引きそろえるのは本当に難しいです。

 

ちなみに今回は手織り糸なので縮絨が必須。

この縮絨が本当に面倒…もとい、やっかいです。

これまでこんなに大きくて重い作品の絨毯はやったことがありません。

もう頑張って頑張ってお湯の中で揉んで揉んで縮めて縮めて…。

これまでの絨毯の中ではかなり頑張ってみました。

そしてスチームアイロンで形を整えて、ウエストゴムを縫い止めて出来上がり。

一生に一度は挑戦したかったブルガリアスカートづくりなので、大変満足しています。

でも反省点があるにはある…。

早くもまた編んでみたい…とはいいつつ、私はそんなにスカートを履きませんからねぇ。

そのうちまた編む機会があればいいな、と思っています。

 

※ブルガリアスカートの名称は、トランテアンさんのオーナーさんが命名。オーナーさんのお友達の恩師が、若い頃にブルガリアへ留学して、留学先のホストママさんに教わったスカートの編み方だそうです。正式な名称が分からないので「ブルガリアスカート」。トランテアンだよりからハンドクラフト好きの方達に広がった「編み図がない手編みスカート」です。

編み図がないので、文章から読み解いて作るしかありません。逆に言えば、編み図が無くても編める方や文章を読み解ける力がある方でないと編めません。

しかも私の作り方でも4段目は560目もありますから、気が滅入るくらいの大物です。

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