makoto's daily handmades

「コンプレックス・エイジ」5巻を読む

佐久間結衣著。漫画。

MIFさんに勧められて読んでいる漫画の1つ。
主人公はコスプレを楽しむ社会人26歳の女性だ。
この巻では、これまで一緒にコスプレを楽しんでいた高校の同級生がコスプレを辞めていくことへの葛藤が中心。
また職場の上司にコスプレイヤーであることを知られてしまったことへの恐怖(結局は上司は理解はしてくれる)。

私は以前、人形の衣装(洋服)を作っていたことがあったけれど、それは周りにあまり知られたくない趣味の1つだった。
というのも、人形自体に興味は全然無くて、ただただ私が着てみたいけれど着られないような衣装を作ってみたかっただけ。
それに、人形の衣装なら、先行投資すべきものが少なくて、少ない資金で楽しめた趣味だった。

この主人公も「理解がある仲間内でなら趣味を楽しめるけれど、一般的な趣味・趣向の人には理解してもらえない趣味」と割り切っているようだ。
主人公は周りに恵まれない…というべきかもしれない。

私の場合、MIFさんが最大の理解者だったので、一緒におもしろがってくれたということもある。
まぁ、今は全然取り組んでいない趣味なので、大きなことも言えないんだが。

さて今後の展開では、主人公と課長(Nゲージを作るのが趣味)との関係がどうなるかというのが直近の課題。
それから大きな流れでは、26歳という年齢から「コスプレの限界」を主人公がどうとらえるのか、ということだろうか。

今は晩婚化が進んでいるから、30歳独身女性なんてありふれている。
私が社会人になった20年ほど前だったら、30歳独身女性といえば、周りから「お局様」扱いされていたし、普通に男性上司から「恋人は?結婚は?」と言われるくらいだ。
※私が勤務していた会社は、そう言う言葉は未だにセクハラ扱いされず、一種のリップサービスだと思われているんだよなぁ。

私が26歳の頃は、結婚して、250ccのバイクを乗り回し、今の住まいを選択した頃だ。
確かに楽しい時間だったけれど、職場の人や親からは「子供は?」と常に言われまくっていた。
今はいい時代だよなぁ…。
そんなことを言う相手を「セクハラだ」って言えるのに。
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