昨日S叔母から電話がありました。
あ、はじめに書いておきますね、全文愚痴です。
S叔母は私の母の実妹で、実家から車で10分、歩いても30分くらいのところに住んでいます。
一昨日の夜、母がS叔母に電話していろいろと愚痴を言っていたらしいです。
母とS叔母は犬猿の仲、母と祖母(母の実母)は犬猿の仲、S叔母と祖母はまぁまぁ普通の仲です。
私とS叔母もまぁまぁの仲ですが、S叔母は真っ赤かな思想の持ち主でもあるので、政治と戦争の話は面倒臭すぎるという感覚です。
よくもまぁ、極右的農家に育ってここまで真っ赤かに染まったモンだな、ヤレヤレという感じの人物。
そのS叔母も私の母の愚痴なんぞ、ハイハイハイハイと聞き流せばいいものをイチイチ本気で構えて聞くから疲れるのよねぇ。
そもそも思想が真逆なんだからお互いにスッと肩透かしすればぶつからないモノを、アホくさ。
これが叔母からの電話の感想です。
ここ最近、父が衰えて、夜中に何度も母を起こしてお手洗いに起きるので母の疲れが取れないンです。
私は母に介護保険の範囲で電動ベッドをレンタルすればいい、とすでに言っているし、1階にベッドを置いて、父に1階で生活できるように整えてあげればいいでしょ?と伝えています。
そのいろいろな準備が自分てできないなら、私が手配を手伝うとも。
だけれどいろいろなことを準備することもせず、自分の妹であるS叔母に電話して愚痴を言わないで欲しいんだよなー。
結果、私と同じことをS叔母が言ったみたいだし。
結局、母は自分の機嫌を自分で取らず、他人に八つ当たりしているだけなんです。
娘の私としては、自分の機嫌を他人にお膳立てしてもらって、チヤホヤされたいだけだなんて情けないことするなよー、自分の機嫌くらい自分で整えやがれ。
これが本音かな?
でもそれができないまま後期高齢者ですから、いまさら心を入れ直して他人の言うことに耳を傾けることはないンでしょうね。
母だって行く道ですから、父にイライラしても仕方がないこと、それよりも自身と父のQOLを上げることに注力しても、今なら取り組めるンですけれどね。
それをやらないで愚痴ばかりとは、なんと時間のムダをしているのだろうか、と。
将来1人決定&孤独死と思っている私と、母では覚悟の違いに愕然としています。
私は高校時代に倫理の授業がなくて(現代社会の先生が勝手に倫理の授業をさずに感想文を書かせる授業にしてしまった)、初めて哲学に触れたのは大学時代の一般教養の授業でした。
だからその授業で「メメント・モリ」や「有終」という言葉に触れて、ものすごい感銘を受けてしまいました。
母はこういった倫理や哲学に触れずに生きてきてしまったのだろうな、と感じるのです。
母の愚痴は一向に止まる気配はないので、困ったものです。