makoto's daily handmades

裾上げ雑感

4月からMIFさんは転勤になって、15年振りくらいに作業着を着る機会が増えた。
新品の作業着を持ち帰り「裾上げして」と頼んできた。
私は手縫い、とくにまつり縫いが好きなのだが、彼は裾上げテープで良いと言う。

確か自分用に裾上げテープを買っておいたはず…と探すと、黒3個、焦げ茶1個、ベージュ1個があった。
作業着の色合いと若干違うが、黒を使う。

この買い置きは手芸メーカーの製品なので、1個250円くらいする。
100均にも裾上げテープはあるが、その差は幅、長さだけではなく、アイロンづけの際の貼りつき具合、繰り返し洗濯後の剥がれやすさにある。
作業着物の場合、スラックスよりは洗濯回数が多いので手芸メーカー製を使った方が結局は安上がりな時もある。

さて、先日2本の作業着の裾上げをしたら、昨夜MIFさんが「また作業着の支給があったから裾上げして。3本くれるって言ってたけど、2本だけ受け取った」とズボンを持ち帰ってきた。
彼に「裾上げテープの黒はあと1個しかないから、あとは「裁ほう上手」でいい?」と尋ねると、それなら2本とも「裁ほう上手」でいいとのこと。

「裁ほう上手」とは、コニシ(いわゆるボンドの会社)が発売している裁縫用接着剤で、通園カバンくらいなら接着剤とアイロンで作ってしまおうと言うモノ。
今後、作業着や、先日作った図書館バッグあたりの補修に使えそうだからと購入しておいた。
じつは裾上げもできるのだ。

今朝になってMIFさんが持ち帰ってきた作業着ズボンを触ると、布地が薄い。ペラペラ。
昨夜、1本断ったと言っていたが、あの汗かきMIFさんが夏用ズボンって分かって断ったのだろうか?
心配になってメールしたら、やっぱり知らなかったらしくやはり1本もらっておくとのこと。

取りあえず夏用ズボン2本の裾上げを「裁ほう上手」でやってみる。
付属のヘラで接着剤を伸ばすのだが…とてもやりにくい。
布地の両面に塗る必要があるし、思うようにヘラで布地に伸ばせない。
あまり擦りつけると表地に染み出しそう。

私は器用な方ではないので、ワッペンを貼ったり、補修として使うならよさそうだ。
裾上げとしては裾上げテープの方が慣れているから少々やりにくい。とくに指先に接着剤が付いてしまうことと、アイロンづけの際にはみ出した接着剤がアイロン本体に付いてしまう。
接着剤がはみ出している時点で、私の不器用さがばれるし、はみ出した接着剤の取り除き方はパッケージに書かれていなかった。

やっぱり裾上げは手縫いでまつり縫いが好き。
自分のアナログさ加減が嫌になるけど、そう思ってしまった。
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