この日、直売所にいつも通り出勤したら母と兄に「裏に獣がいるよ、今朝捕まった」とのこと。
農業用の箱わな猟の免許がありまして、それを使って捕獲したそうです。
見ればまだ子どもの毛玉ちゃん。
週明けには業者さんが来て、その後はブラックボックス。
朝から嫌な気分になるものの、狂犬病を持っている可能性があるので素人の私には手出しができません。
年間、数頭の毛玉ちゃんを捕獲することになります。
じつは私が子どもの頃は、毛玉ちゃんなんていなかったンです。
おそらく、近隣自治体のニュータウン開発で住む場所を追われてやってきたのではないかと。
もしくは今は特定外来生物の指定があるペットが野生化した成れの果てです。
いや、実家周辺も60年前は鉄道駅まで徒歩1時間という場所でしたし、純然たる農村でしたから。
毛玉ちゃんよりも野犬の方が無茶苦茶怖かった地域だそうです。
この春はアオダイショウがニョロっとしていて、私は腰を抜かすほどビックリしましたのでね。
さてこの日も開店前からお客様にお並びいただきました。
酷暑の中、ムダにお並びいただくのも申し訳ないので、開店前に商品説明をしています。
店頭に並んでいる農産物、その個数、地方発送の手順等です。
そのせいか徐々にお客様がお並びになる列が短くなっています。
そりゃあ並んでもお目当てのモノが買えなければ並びませんものね。
地方発送は品種によってはすでに今シーズンは予約を締め切っています。
あとは収穫や発送までの期間に、連続酷暑、暴風、豪雨、台風、落雷、雹等の天変地異が起きなければ、無事に作業が進んで行くことでしょう。
おっと、農産物の窃盗や野生動物による食害も悩ましいところです。
次回も楽しくお手伝いしたいです。