記録のために分量を書き留めます。
大豆250グラム
米麹300グラム
塩 132グラム
トップ写真は容器に詰めて蓋をするところです。
味噌づくりをしたことがある方ならご存じですが、色がおかしいでしょう?
下の写真を見ると答えが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c2/bf9914ad8811e7854cc03a361646964a.jpg?1578976326)
今年仕込んだのは下の白っぽい層の部分で、その上に去年仕込んだ味噌を1センチくらい敷き詰めています。
これが重石代わりであり、かびよけです。
上の層はすでに味噌(発酵済み)なので、かびは生えません。
これは先人の知恵です。
このやり方を味噌づくり名人さんに教わり、目からウロコが落ちました。
さてここからも一工夫です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/bb/d1d31ecfb15925c04629093064696d30.jpg?1578976643)
味噌の上にオーブンシートを載せます。
夏場に気温が上がって発酵が進むと、下層と上層の味噌の間に発酵ガスが溜まります。
このガスが一気に抜けることがありまして、蓋側まで細かい汚れが付くことがあります。
容器から汁がこぼれる程ではありませんが、念のための防護のためです。
また元々の容器はゴムパッキンつきで密封できますが、密封すると発酵時に爆発しますから、空気抜きが必要です。
そのためゴムパッキンを外して、輪ゴムで蓋を仮止めしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/85/52af89218acadf6925c3ba3df76e33d6.jpg?1578977043)
横から見たところです。
あとはビニール袋でふんわり包んで夏まで放置です。
仕込んだ味噌は量が少ないのですが、これがわが家の1年分です。
2人暮らし、塩分を控えた食生活だとこんな少なくても十分なのです。
私が実家で暮らしていた時代、農家で家族も多かったので、この量は1か月分くらいだったかな?
家族が少ないと食べ物の量が少ないな、と味噌づくりのたびに思い返します。