お早うございます!
薄墨群青の夜がようよう明けたと見えたのは、七時をズイブン過ぎてから。それも雨音が野太鼓する、銀鼠の区役所の受付係りのような表情のない空。(口調は愛想がいいのですが。また脱線してゆきそうなのでここいらへんで)
四十八茶百鼠なんて申します。鼠色には百色あると。江戸の何事も派手を禁じる政道に何くそと鼠色の粋で答える・堪える・応える?できたとか。
そう言うタラ、鼠色けっこうある。思う浮かぶのはコンクリの鼠色。打ちっ放しの洒落た建物。病院の(最近歯あらヘンのやけど)常套で思い出す灰色の壁、女々しくなるので豪壮な日本海の鈍色(男性的とは言えんケド、腕っ節強い市場のおばサン。蟹にタラに、寒ブリなんてエエもの提供してくれる!)
色鉛筆にも温かい灰色Warm grewに冷たいCold greyなんてのがある。
この冬は,寒空曇り空多~い!「百鼠の空」と嘯きます。粋の灰色探しを!灰鷹の如く!
冬の「灰」テンション、ウインター「灰」もございます。