お早うございます!(尾羽打ち「寒」枯らし)
寝ていても、外気が家の中に忍び込んで来よるのがわかった。そとは軒の周りを獣が走りまわるような風。
目覚は「陽」のバッテリー切れ状態で、ようよう渋いイグニッションキーを回して、咳き込みつつ不規則ながらポンコツ車さながら、悪態白煙はきつつ始動(死闘)起床。
でもね、寒風の張り手浴びながらも今日満月をむかえるお月サンと対面。
そして日の出の時刻の朝焼けグラデーション。風があるだけに演出効果抜群、振り返りお山が紅に染まり。
再び踵を巡らし、まさに出でとす朝日を受けとすると。まだ影の中のダンダン田圃になにやら動くモノ。
小雪散る 琵琶の里山 鹿恋と
(鹿恋 モノを囲い・広い部屋を囲って茶席とする。囲い者。京都島原の遊女の階級。太夫・天神に次ぐ。囲い女郎)