ゴロリ ゴロリと雷鳴 南から襞ひだおりたんだような山裾伝いに白き雨足が裾をからげるように乗り越えやってくる
そうかと思うと、山向こうは墨をながしたような黒雲、そして明滅。山を地響きさす轟音。大原の里外連味たっぷり村芝居というところや
湖むこうの対岸は、低い低い灰色雲の下は雨煙白さに建物の影煙る。さぞやあの雨のも下では。排水口がいろいろなラップを唄っているコトと
さてダンダン田圃、最上段では 具合エエときは 雨足ウエーブ•樹々のラインンダンス。そして灰色バックの極上の雷パフォーマンス。「雷の匂い」横溢。勢い余って、すぐ近くの電柱トランスに直撃なんてコトを。
けっきょく、今回は雷鳴の音すれど。電光を見ず。
「空砲雷」とめいめい