あなたの想いはあなたそのもの

おばあちゃんの知恵袋!

ガイ・ウィンチ 心にも応急手当てが必要な理由

2016-12-12 09:54:30 | 日記
アメリカのプレゼンイベントTED
再生回数400万回以上

今もずっと心に響くプレゼン

心の出血を止めて
心を健康にする

自分の自尊心を守り
心の健康を保つ

自分のマイナス思考と闘い
心の健康を取り戻す

そんな方法を教えてくれる





私には一卵性の兄がいます
すごく優しい兄です

双子で生まれると
えこひいきに敏感になります

兄のクッキーのほうがちょっとでも
大きかったら不満を感じた
お腹すいてなくてもね

私は心理学者になり
別のタイプのえこひいきに気づいた

人々が心よりも体を大事にするということ

私は9年かけて心理学の博士号を
取ったのですが名刺を渡すと
よくこう言われます

ああ心理学者なんですね
本物の医者じゃなくて

え?名刺にそう書いてある!?

心より体をえこひいき

私はそれをよく目にします

先日、友人の家に行った時
友人の5歳の息子が踏み台に乗って
歯磨きしていて滑って転んで
足をすりむいた

ちょっと泣いたけど、その後に立ち上がり
ばんそうこうを取り出して傷口に貼った

この子わかっているんですよ
傷口を覆うことが大事だってこと
歯磨きが大事だってこともね

体の健康や歯の衛生を
保つために何をすべきか

皆、5歳の頃から知っている

でも心の健康を保つためにどうすべきか
何も知らない

子どもに心のケアについて
何も教えていない

心のケアよりも歯のケアに時間をかける
というのは一体どうして?

なぜ心の健康より体の健康のほうが
重要視されているのか?

体より心のほうが傷ができやすいんですけどね

失敗や拒絶や孤独によるダメージ

そして心の傷は放っておくと
悪化して悪影響を及ぼします

科学的根拠のある心の傷を
癒やす方法ありますよ

なのに人々はそれを実践しません

しようという発想がない

え?憂うつ?そんなの思い込みだよ

足を骨折した人に言います?
大丈夫だよ思い込みだよと

体の健康と心の健康を同じように
考えないといけません

双子のように扱わないといけないんですよ

それで私の双子の兄ですが彼も心理学者
つまり医者もどき
別々の学校に行きましたけどね

私は大西洋を渡りニューヨークへ
そして、この留学がすごくつらかった

兄弟が離ればなれに暮らすのは
初めてだったんです

兄は地元で家族や友達と一緒
私は外国で独り

寂しかったけど当時
国際電話は高かったので
電話できるのは週に5分だけでした

それで初めて別々に過ごす誕生日

その時には奮発して10分
電話することにしました

その日の午前中、私は部屋中を
歩き回りながら電話を待っていた
だけど電話は鳴らなかった

出かけてるな
まあ後でかけてくるだろう
と思ったけど結局、電話なし

私は思った
10か月離れていて気持ちに
温度差ができてしまったんだと

その夜は私の人生で
最も悲しい最も長い夜でした

翌朝、起きて電話を見ると
受話器が外れていました
歩いていて、ぶつかったのかな
私が受話器を戻すとすぐに電話が鳴りました
兄でした
めちゃくちゃ怒ってた

彼にとっても悲しい長い夜だったのです

私は事情を説明
けど彼は言った
なんで、そっちからは
電話しようとしなかったわけ?

確かになぜしなかったのだろう?

当時はわからなかったけど今はわかる 
理由は単純


孤独感

孤独感は深い心の傷を生み
頭を混乱させます

ないがしろにされているという
被害妄想に陥ります

消極的になります

もうこれ以上傷つきたくないと思うからです

あの頃、私は多くの人と接していたので
自分が孤独だとは思わなかった
でも実は孤独というのは自分の中で
疎外感を感じているかどうかで決まるもの

そして私は疎外感を感じていた

孤独に関する様々な研究によると
孤独はとても危険

心の苦しみだけでなく
死にもつながるのです

慢性的な孤独感は早死にする可能性を
14%高めます

高血圧や高コレステロールになります
免疫力が低下します
いろいろな病気にかかりやすくなります

科学者たちによると慢性的な孤独感は
タバコを吸うのと同じくらい体に悪い
タバコの箱には注意書きがありますが
孤独感にはそれがない

だからこそ心のケアを積極的に
行うことが必要なんです

それでまずは自分の心の傷に気づくことです

人を混乱させるのは孤独感だけではありません


失敗もです

以前、託児所に行った時
幼児3人がある玩具で遊んでいました

赤いボタンをスライドさせると
犬が出てきます
ある子は紫のボタンをいじって
何も起こらなかったのであきらめた
これを見ていた別の子は玩具に
触りもせずに泣き出した
3番目の子はいろいろ試してみてできた
犬が出てきて、この子は大喜び

この3人の子たちは失敗に対する
反応の仕方がそれぞれ違いました

能力差があったわけではありません

最初の2人ができなかったのは
できないと思い込んでしまったからです

これは大人でもよくあること

そういう思いが自分の中から出てくるんです
物事がうまくいかなかった時にね

自分の心がどう反応するのか
知っておくべきです

できないという気がしてきて
それを信じてしまったら
頑張れなくなります
やろうとすらしなくなるかも

そしてより後ろ向きになる

能力をフルに発揮できていない人
多いですよ

どこかで失敗して自分にはムリだと
思い込んでしまったのです

思い込みを変えるのは
とても難しいことです

私は10代の頃のある晩それを知った
兄や友達とドライブしてたら
警察に止められた
近くで強盗があったとのこと
警官は運転していた友人を見て
助手席にいた兄を見て
それから後ろにいた私を見て言った
その顔どっかで見たぞ!
私は言った
ええ助手席で
警官は私がクスリをやってると思ったみたい
車から降ろされ持ち物検査や
犯罪歴チェックをされ
その後、やっと双子だってことを
説明させてもらえた

でも警官は最後まで私のことを
疑っている表情をしていた

一度思い込んだら、なかなか変わらない
だから失敗しても自分にはムリだと
思い込んではいけません

無力感に負けてはいけない

流されちゃダメ

悪循環が起こらないようにするのです


私たちの心や気持ちって
頼りになる友達というより


むしろ気まぐれな友達


支えてくれたり急に嫌なヤツになったりね

ある中年女性の話
彼女が離婚後初めてデートした時のことです
相手はネットで出会った人
いい人そう
成功者
彼女に気があるみたい
彼女はウキウキ新しい服を買った
そして高級バーでデート

会って10分で男はごめんと言って立ち去った
フラれるのはつらいこと

女性はすごく傷ついた
そして友達に電話した
友達はこう言った
あんた、お尻デカイし話はつまらないしさ
イケメン成功者があんたなんかと
付き合うとでも?

衝撃的!
ひどい友達って思いますよね

これ実は友達ではなく彼女自身が
自分に言ったことなんです

人間は皆こういうことしてしまう

自分の欠点や弱点ばかりに目を向けてしまう

自虐に走ってしまう
皆そうです

おかしいですよね
傷ついた自尊心をあえて
もっと傷つけるなんてね

体の傷をあえて悪化させます?
切り傷ができて
よし、もっと深く切ろうとはならない
なのに心の傷はそうやって悪化させる

それは心のケアをちゃんと
行っていないからです

さまざまな研究によると自尊心の低下は
精神的な弱さにつながる
失敗や拒絶からの立ち直りが遅くなる
だからフラレた時は
まず自尊心の回復を図るべき

自尊心をボコボコにするのはダメ



心が痛い時には自分に優しくするのです

親友のようにね



不健全な心のクセを直さないといけません

一番悪いし、その上
最もよく見られるのが反すう思考

上司に怒られたり学校で恥をかいたり
友達とケンカをしたりした後
頭の中でそのシーンを繰り返し
再生してしまうことです
こういう反すう思考はクセになりやすい
そして、とても危険

嫌なことばかり考えていると病気や障害が
生じるリスクが高くなる

うつ病、アルコール依存症
摂食障害、心血管疾患もですよ

しかし反すうしたい衝動はとても強いので
やめるのは大変です

実は1年ほど前
私自身やってしまっていました

私の兄がステージ3の非ホジキンリンパ腫と
診断されたんです
とても重いがんです
全身に腫瘍ができました
化学療法を受けることになりました

兄がどれだけ苦しんでいるのかということが
私の頭から離れなくなった

兄は一度もつらいとか言わなかった

ものすごく前向き
彼の心はとても健康でした

一方、私は体は健康だけど心が病んでいた

研究によると2分間
別のことを考えれば
反すうしたい衝動を抑えられる

それで私は不安なことが頭に浮かぶ度に
それを実践すると1週間で私は前向きで
楽観的になることができた

化学療法を始めてから9週間後
兄はCT検査を受けました

腫瘍は消えていました

化学療法はまだ続くけれど大丈夫
兄は元気になる

これは2週間前に撮った写真です


孤独な時に行動を起こす

失敗に対する反応を変える

自尊心を守る

マイナス思考と闘う


そうすれば心の傷を癒やせるし
タフな心をつくることもできます

100年前、人々が衛生に気をつけるようになり
それから、わずか数十年で寿命が50%も延びた

皆が心のケアをするようになれば
同じくらい劇的に生活の質が上がるはず

皆の心が健康だっらどうでしょう

孤独感がそんなになくて
失敗しても立ち直れて

自信を持つことができて
幸せで充実感を得られる

そんな世の中を私は望んでいます

私の兄も望んでいます

皆がこうしたノウハウを学び
習慣をちょっと変えれば
皆でそんな世の中を生きることができるのです





(○´∀`○)



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心の器に入れるもの

2016-12-08 16:23:31 | 日記
よく器の大きい人
小さい人と云う

その器とはどんなものか

器は心の広さ?

器は心の大きさ?



人の心は複雑怪奇

本人ですら理解不能

ましてや他者とも理解不能


分かり合えなくて当たり前

微妙な行き違いが交錯する



人の心の中はぐちゃぐちゃだ



だから他者とは分かり合えなくて当然

そんな他者とつながるために器があるのだ


分かり合えない他者とつながるため

歩み所をどこに持って行くか

落とし所をどこに置くのか



そこに器の大きさがあると想うのだが


そして、その器は時として

他者との関係を超え

時を超え

つながる事がある



それが共感

何かに対する感動だったり
何かに対する不満だったり
何かに対する憤りだったり

何かに対する共感が器を超えて
人と人とをつなぐ


心の器を超えて人と人とがつながる

それができれば感動であってほしい


批判や不満によって
人と人とがつながるのではなく
感動によって人と人とがつながる世界に

分かり合えない人の心だからこそ
時には感動によってつながる事を



そんな感動の共有を経験した人間ならば

きっときっと器の大きな人になれるはず


他者との歩みよりを
他者との落とし所を

余裕のある大きな器の中で
余裕のある大きな心の中で



そんな器は感動の経験を共有することから

小さな感動の積み重ねから生まれるはず



分かり合えない他者とでも感動の共有を

そんな人となら話し合えるはずだから



何か一つでも小さな感動の共有を

人生の中で日々の生活の中で

積み重ねて


 
あなたの心の器に感動を

人と人とがつながれる感動を




(○´∀`○)



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