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おばあちゃんの知恵袋!

のと里山海道を行く

2020-02-19 13:36:30 | 旅行
冬の2月

思い立って夫婦二人旅

姫路から福井県永平寺へ

永平寺は1244年(寛元二年)
道元禅師によって開かれた
座禅修行の道場

四方を山に囲まれた深山幽谷の地に
大小七十余りの建物が並んでいます

京都に生まれた道元禅師は14才の時に
比叡山にて出家し
24才の春に生涯の師を求め中国へ

そして天童山如浄禅師のもと
厳しい修行に励み
正伝の仏法を受け継ぐ

28才の夏に日本に帰国

34才で京都深草にて興聖寺を建立

その後に波多野義重の要請で
越前の国に移り永平寺を開く

永平寺には僧侶が修行する清浄な場所
法堂、仏殿、僧堂、庫院、山門、東司、浴室

これらを総じて七堂伽藍

それらが回廊でつながり伽藍同士を結ぶ

永平寺は非常に雪深いところ
のはずが今年はその姿が違う

全く雪がない

道の端に微かにその痕跡が

雪深い永平寺どころか春の気配すら感じる

そんな永平寺の前にあるお店で
温かい蕎麦をいただく




体も温まり一路、金沢へ

金沢の近江町市場で鰆と赤貝を買って
今夜宿泊するホテルへ

鰆は足が早い
だから鰆のお造りはなかなか口には入らない
めったに食べれない鰆のお造りを堪能

それからホテルから歩いて5分ほど
予約しておいた居酒屋いたるへ

居酒屋と言ってもコース料理を用意する

お造りの盛り合わせは北陸の味
飛び切り新鮮

その後もありきたりなコース料理ではないものが次々と

ぶり大根は能登の魚醤いしりを使い味付け

いつものぶり大根とは違う美味しさ

また家でも作ってみたいと思う





翌日は能登半島へ

能登の日本海を海沿いに


のと里山海道


素晴らしい海の景色

日本海の冬の荒くれる波

白く泡立つ波も


こんなにも素晴らしい海の表情の見れるところが
この日本にもあったのか


しばし感動


途中10キロほど海辺を車で走れる
なぎさドライブウェイが

でも今回も強風のため走行できず

冬はほとんど駄目なのかな



美しい海辺を堪能しつつ能登半島の先端

輪島の白米千枚田へ


あぜのきらめき

冬の夜の千枚田は3月15日まで
イルミネーションで彩どられる


窓越しに千枚田を眺めながら千枚田で育った
お米を使って作られたおにぎりを食べる

食べ終わってガラスの扉を開けて外に出て驚いた

ガラスの窓の外は別世界

もうもう驚く程の強い風
強風が吹き荒れている

目を開けていられない

今年は暖かく油断していた


手痛い北陸能登の洗礼を受ける




夜の旅館では能登の懐石料理を堪能

その後に能登の御陣所太鼓を見る

すごい迫力にびっくり


部屋からもライトアップされた海辺を堪能できた




朝には早起きして能登の朝市へ

のどぐろやメバルの干物
けんさきいかのお造り
北陸の魚醤いしり
青のりワサビ等々

お土産を買って最後の目的地




福井県の恐竜博物館へ



しばし恐竜たちを堪能し
帰路の途へ

思い立って北陸へ

のと里山海道の素晴らしい海景色


忘れられない景色となった