あなたの想いはあなたそのもの

おばあちゃんの知恵袋!

宝塚歌劇 Never Say Goodbye  ーある愛の軌跡ー を観劇して

2022-04-16 08:03:11 | 日記

2022年 2月 宝塚歌劇 宙組公演 

Never Say Goodbye ーある愛の軌跡ー を観劇して

 

 

この作品は2006年、和央ようか率いる宙組で上演

 

様々な世界的大ヒットミュージカルを手掛けた作曲家フランク.ワイルドホーン氏

演出家の小池修一郎

 

この二人のコラボレーションにより高く評価され読売演劇大賞優秀作品賞を受賞

作.演出を担当した小池修一郎氏が文部科学大臣賞を受賞

 

世の中の注目を集めた

 

 

スペインの内戦下 自由と正義を求めて戦う人々との出会いの中

人生の真実を見いだしていく主人公の人気写真家ジョルジュ

 

この主人公のジョルジュを和央ようかの舞台が初舞台となった真風涼帆が演じる

そしてジョルジュと不思議な縁で結ばれた芯の強い女性劇作家キャサリンを潤花が演じる

 

 

 

切ない恋を背景に生きては帰れないであろう戦いに身を投じて行くジョルジュ

 

スペイン人でもないジョルジュが戦いに身を投じて行く

 

アメリカ人でもスペイン人でもない

彼はあくまで、そこでは異邦人

 

事態をクールに客観的に受け止めるジョルジュ

 

そして、そのジョルジュの先にはスペインの人々と戦いを共にするジョルジュの姿が…

 

 

16年前の「NEVER SAY GOODBYE」

和央ようかのサヨナラ公演

そこで世界的大ヒットミュージカルの作曲家フランク.ワイルドホーン氏と出会う

 

 

二人の愛の始まり

その後、二人は結婚する事になり二人の子供も授かる事になる

 

フランクは人生で最愛の人に出会うきっかけとなった、この舞台に又、帰ってくる事が出来た事に無情の喜びを表している

 

 

そんな事を考えながら舞台を楽しんだ

 

そして最高の盛り上がりは、やはり「One Heart」

 

カラマーダ!と叫ぶ真風涼帆

カラマーダは同志!

 

まさにOne Heart!

 

心を一つに

 

コーラスの上手い宙組が見事に歌い上げる

 

 

今、ロシアとウクライナの悲しい戦争が続いている

 

 

なぜ人々は心を一つに出来ないのか

 

 

人類の全てが心を一つに

 

 

One Heartに

 

 

一番、困難な事だけど一番大切な事

 

 

全ての人が自分の考えを一方的に押し付けるのではなく

他者の考えに想いをはせ

互いを想い歩み寄れる力を

 

 

全ての人が自分の思いだけではなく

他者の思いも考え

互いを思い歩み寄れる力を

 

 

全ての人々が自分の想いだけではなく

他者の想いにも心を馳せ

互いに想い合い歩み寄れる強い力を

 

 

それが最も強い力

 

 

戦争する力が強いんじゃない

 

 

侵略する力が強いんじゃない

 

 

互いを思いやり歩み寄れる力が本当に強い力

 

 

それが真の強い力

 

 

全ての人類が真の強い力に気付くまで

 

 

私はOne Heartを歌い続けたい

 

 

 

 

 

宙組の素晴らしいコーラスとダンス

厳しい内戦の状況を宝塚歌劇の舞台はこうも切なく美しくよみがえらせる

 

 

 

 

宝塚歌劇団の全ての皆様

宙組の皆様

いつも幸せをありがとうございます

 

 

 

 

 


宝塚歌劇 今夜、ロマンス劇場でを観劇して

2022-04-04 08:20:48 | 日記

2022年1月 月組 新トップコンビ 月城かなと海乃美月

この二人を中心に繰り広げられる私の永遠の憧れ

肉体関係のないキスシーンもない究極のラブストーリー

 

 

『今夜、ロマンス劇場で』を主人と観劇

 

 

もう涙ポロポロ

主人も不覚にも涙

 

 

この作品『今夜、ロマンス劇場で』

綾瀬はるかと坂口健太郎で1018年に映画化

人気を拍した作品

 

 

その作品を宝塚歌劇で舞台化

現実と映画の中の世界をどう舞台で表現するのか

 

 

ここは脚本、演出の力が試される

その役割を担ったのは小柳奈穂子

原作は監督である武内英樹の作品

こんなコミカルだけどロマンチックな作品を男性目線で作り上げた監督の力には脱帽

 

 

そして、そこに目をつけた小柳菜穂子の眼力も見事だ

 

新トップコンビの人気と小柳菜穂子先生の目のつけどころが素晴らしい効果を発揮

 

 

緊急事態宣言もあけてチケットは瞬時に完売

 

 

実に見事

やはり皆さん美しくロマンチックなものが見たいのですね

 

 

月城かなとは文句なく誰もが美しいと思える人

 

 

その月城かなとが主人公の牧野健司を演じる

美しい月城かなとがどこにでもいそうな平凡な男性を演じる

だけど、その男性は男には過酷な愛の道を愛する海乃美月が演じるヒロインお転婆姫の美雪のために決意し生きる

 

そこにはただ一つ、お転婆姫美雪の切ない秘密が…

 

 

主人が一言

「これはつらいな」

「俺には無理や」

 

 

でも健司は見事に愛を貫いた

 

 

ハンカチで手を繋ぎ合う二人が切なく可愛い

 

距離を置いてたたずむ二人が切なく愛おしい

 

 

 

そして最後に年老いて死んでいく健司の体に初めて触れる美雪

そして触れて間もなく美雪は儚く消えてゆく

 

 

 

もうたまりません

 

涙ポロポロ

 

切なくて切なくて

 

涙ポロポロ

 

 

この切なく素晴らしい作品を美しい新トップコンビが演じるから、また更に涙ポロポロ

 

 

本当に素敵な舞台でした

 

 

宝塚歌劇の皆様

月組の皆様

ありがとうございます