醤油屋女将の  ただいま子離れ奮闘中!!

南国土佐の高知県から醤油味噌屋の女将が家庭に仕事に“てんやわんや”!二人娘の育児ネタは遂に子離れ便りに!

りゅうきゅう(ハスイモ?!)

2009-09-11 12:40:36 | 旬の食べモノ飲みモノ
皆様、「リュウキュウ」と聞いて、何を思いつきますか??

私の住む高知県では、「リュウキュウ」といったら、即、夏野菜と答えられるでしょう!

「ハスイモ」とも言うらしいですが、そのような言い方を高知育ちの私も耳にしたことがありませんっ!


我が家でも、日常的に食べるのですが、買うというよりも、もらいものでいつもまかなっております♪

そして、娘2人は食べませんね~(笑)


「りゅうきゅう」の切り口はこんなになってまして、
生で食べるとシャクシャクもしゃもしゃした不思議な食感なんですよ!


お味噌汁にしたり、酢の物にしたり、お寿司にしたり、、、、

しかし、なんと言っても、代表的な食べ方は!

新子 のお刺身と共に!!ですね!

新子とは、メジカ(鰹の子供)ちゃん等、赤ちゃん魚のお刺身です
7月~9月いっぱいでしょうか!
高知県でも私の住む須崎市周辺でよく食べられています♪

お刺身の船には、大根のケンが入っているのがここ須崎市でも普通ですが、
この夏場の時期は、お大根がリュウキュウに変わっていることがよくあります!



(これは実家でご馳走になった時。
 鰹の刺身とりゅうきゅう。
 奥はマグロの子とリュウキュウときゅうりの酢物)




「栄養的には水分が90%で、食物繊維が主な野菜です。
そのさわやかな食感を味わいたい季節の野菜ですね。
高知の夏には欠かせないものです。
ハスイモとして奈良では精進料理で使われたり、
大阪の量販店でも扱われていたりしますが、
高知ほど日常的に食べるところはないと思います」


とのコメントは伝統食研究会のメンバー、
松崎淳子・高知女子大学名誉教授のお言葉です。


高知県では地産地消の野菜として、推進もされております