醤油屋女将の  ただいま子離れ奮闘中!!

南国土佐の高知県から醤油味噌屋の女将が家庭に仕事に“てんやわんや”!二人娘の育児ネタは遂に子離れ便りに!

白い短冊を送る。(3)

2011-09-07 05:19:54 | 七夕バタバタ活動記☆
8月1日。



当初の予定より、だいぶ遅くなり、


いよいよ宮城県女川第1小学校へ向けて、

短冊メッセージと、画用紙絵手紙を送れることになりました。


この日はケーブルテレビさんも撮影に来てくれ、


本当に感謝です。






七夕様を一緒に飾った方が、

被災地へ「手縫いのおじゃみを贈るプロジェクト」を行っておりまして、


是非、一緒に送ってあげて。



とのことで、差し入れ預かりました。



詰め合わせて、沢山の想いを乗せて、封入。





リサイクル箱でしたから、外箱もコラージュ。






この作業を終え、この長いようで短過ぎた


「すさき七夕かざり実行委員会」の活動も

一区切りつきました。











そして、8月29日。

なんと、長女の誕生日の前日、



大きな封書が手元に届きました。








つづく

白い短冊を送る。(2)

2011-09-07 04:57:32 | 七夕バタバタ活動記☆
届けたいのは沢山のメッセージ。
一つ一つの言葉。


送り先が小学校と決まったのだから、


どんな経緯と想いでこのメッセージを届けるのか

を分かり易く伝えたい。と想い、

本当に沢山の仲間の協力で

画用紙でコラージュお手紙を作ることにした。





このアイデアと作品作りに、

本当に尽力してくれた

コラージュピターこと、*yumimin*ちゃん、本当にありがとう。




手紙で長々となるよりも、

見て解って、楽しくて。



須崎の自己紹介や、


こんな街ですよ、

こんな小学校ですよ、

こんな風に短冊を飾ったよ、



っということを写真を散りばめて作りました。




みんなの、沢山の協力と後押しがなかったら、

本当に出来なかったこと。





気持ちがあっても、その表現の仕方をわからなかったから。





このコラージュの世界は、

そのままでも充分に出来上がってるモノを


一旦敢えてバラし、分解し、


その沢山の数ある中から選択し、


また組み立てていく。


より鮮明で複雑な、

その作り上げる人の世界観が反映される一つの作品になる。


なんとも奥深く、意義深く、興味深い世界に感じた。



小さな小さな断片を張り合わせながら、

こんなに被災地を想って、何かやれる時間をもてたことを感謝した。




少しでも元気の足しに、勇気の足しに…





画用紙裏表、14ページの作品。

2つのリングで綴じました





完成した際には

高知新聞さんも来てくれて。



先日の正に私の誕生日に、記事にしてくれたのです。









つづく

白い短冊を送る。(1)

2011-09-07 04:16:19 | 七夕バタバタ活動記☆
須崎の商店街を飾った、

被災地を想って書いた、「白い短冊」。



実は、送り先、届け方含め、


当初は何も決まってなかった。



東北3大祭りの「仙台の七夕まつり」に送ろうか、とか


仙台七夕まつりが用意してある電子短冊でメッセージを代筆し、届けよう。 とか


色んな意見は出てたものの
実は決まってなかったのです。

そして、果たして、

このように一生懸命書いてくれた子供たちのメッセージを

顔が見えない場所へ届けてよいのか。

この想いはちゃんと伝わるのか。


ということにおいて、納得がいける届け先が見えてこなかったのが実状でした








そんな中、あるご縁から、

本当に導かれるように、


宮城県女川町出身のご家族と知り合いました。


この大津波により被害に遭われ、

須崎で暮らし始めたご家族です



その出逢いはあくまで自然で、運命的で。



ちょうどのタイミングで宮城県へ1ヶ月間帰省する、というお話。


当初はまとめた短冊一式を一緒に持ち帰り、縁ある小学校へ渡しに行ける。


っというお話まで頂いてました。

現地のことをよく分かってらっしゃる

その方を通じてのご縁から、

この度の「白い短冊」は

宮城県女川第1小学校さんへ


届けることに決まりました。






その後、話し合いを重ねる中で、


短冊といっても結構な重さになりますから、

宅急便で送ることに。



そして、この集まった短冊を、
手にとって見てもらえるよう、
7つの束に分け、


表紙をつけ、

単語カードのように、


一枚ずつめくれるようにしよう!


と話が進んだ訳です。

それが一番上の写真です。


7つの束は、ちゃんと繋がって、一枚の絵になります。


全て、この度、須崎の街中を飾った

七夕飾りの飾りを拝借し、

表紙を飾りつけました。




千羽鶴が空に飛び、



東北といえば銀河鉄道。のイメージもありましたから、

列車も走ってます。


空で繋がり、陸で繋がり

一緒に輝きたい。と


高知のアンパンマンも揺れてます



この想い、繋がって。届いて。


と気持ちを込めて作りました。




先方の女川第1小学校の教頭先生ともお電話でやりとりし、


喜んで頂ける先へ届けれることになり、

本当に感謝です




出口を見つけてないまま走り出したのは、

本当に反省ですが、

こんなに、意味ある繋がりが出来たことが

本当に感動でした。




つづく

それは七夕様から…

2011-09-07 03:15:56 | 七夕バタバタ活動記☆
もうすぐ半年になるのですね。


あと4日したら…


9月11日で、もう半年がきます。





こちら高知もずいぶん朝晩涼しくなりました。


暑い夏が終わろうとしています。








世界中のみんなが心を痛め、何が出来るかを考え、


命の儚さ、尊さに向き合った大震災。大津波。



私にとっても、余りにもの大きな衝撃でした





この高知の片田舎、須崎市の、
マルキョーのある商店街で


「今年もまた七夕を飾ろう。」

っと話になった時、


4ヶ月を迎える頃にやってくる、

7月7日のこの日を



去年と同じ、毎年と同じ行事には出来ないと思った。


短冊の願い事。



自分のおねだりや、自分の欲求、声を聞き出すことができるいい機会。


自分のしたい。を見つけるのはとってもいいことと思うけど、
それだけで終わる七夕様には今年は出来ないんじゃないかと思って。




もちろん、きっと、沢山の被災地を想う願い事や、祈りの言葉が集まると思った。



だからこそ、そんな言葉が集まれば、少しでも、元気を、勇気を被災地へ届けられるんじゃないかと思い、

手探り状態の中、

子どもたちにも被災者を想う応援メッセージを書いてもらうことにした






去年に引き続き、商店街近辺の須崎の小学校の生徒さんに


「短冊」を書いてもらうにあたり、

色紙の2枚は自由に好きに書いて。と

敢えて、1枚は 画用紙での

白い短冊を用意し

「被災地へ届けます。震災にあった方々を励ます、祈りのメッセージを書いて」

とお願いして。





みんな、一生懸命書いてくれたことは、

その短冊を通してすぐにわかった。




白い短冊に綺麗に色付けしてくれたものも多かったし




お手紙のように、沢山の文字を力強く書いてくれたのもあった




大人には書けない、言えない、
ストレートな言葉には

やっぱり凄いパワーがある。




私も書きたい。と何度も筆をとったけど、

最後の最後まで、なかなか書けなかった



自信がない、迷いがある言葉は、いらぬ誤解を生むのではないかと思って。。。





そんな2011年の今年の七夕様。
ただただ、衝動的に突っ走った
この企画が、

今、新たな物語が始まる入り口に

また来てると思います。




この今の気持ち、あの時の気持ち、

これからのこと、


やっとですが、ブログに書き残します。