くうあり

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ロビンソンクルーソーを読み終えて

2021-02-28 07:05:00 | 読後感ノート
先週、途中にしてたロビンソンクルーソーを一気に読みました。
 
 
(各社からロビンソンクルーソーは出版されていますが、こちらは一番読みやすいとネット記事でおすすめされていたので購入しました!)


単なる冒険とかサバイバルの話と思いきや、だんだんと信心深くなっていく主人公の精神的な話が出てきたのが意外で面白かったです。

無人島で一人で生きるために黙々と生活に必要なものを整えていくところや、日にちが分かるように柱に印をつけて刻むところや、生活の時間や季節の過ごし方を定めているところなどなどを見て、結構無謀な旅に出るのが好きなのに、根は真面目で淡々とリズムを刻むことができる人なんだなと感心しました。

でもまぁ自分もそうか、自分の中に相反する性質があってそのどちらもあってバランスをとっておけばいいんだと思ったりもしました。


心に残ったのは、すっかり生活の基盤を整えて一人でも不自由なく平穏無事に暮らしていたところに、野蛮人の足跡を見つけた途端に精神不安定になってしまうところです。

他人は自分の知らないうちに自分の領域に何度も踏み入れていたらしいのに、その事実を知らない時は平穏無事に暮らしていて、「認識」した瞬間に青ざめて精神的に追い込まれます。

その後は、島から出たいという意志を明確にして、自分を奮い立たせ鮮やかな戦法で島から脱出していきます。ほんとに圧巻でした。

物語を読んで、事実よりは自分の意識・意志が人生を作っているということを目の当たりにしました。


どんなに怖い目に遭っても自分の衝動に任せてまた旅に出てしまうところはやっぱりバカだなぁと尊敬しつつ、ちゃんとお金を作るため生きるために現実的な働きもしているのでより尊敬しました。

あとがきによると、若い人は物語の後半の人海戦術に惹かれ、オトナは物語の前半、一人で淡々と生活基盤を整えていくところに惹かれるそうです。

静と動、衝動と勤勉さ、相反するものが共存してて面白い物語でした。




(写真は、きゅうりとりんごのぬかづけです↓私はいつもぬか漬けをする時は手間いらずのこれを使っています👍)
 
 無印で売ってるぬかどこと同じメーカーですよん

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