くうあり

自分なりの気付きを綴るブログ  

「別にがんばっていない、普通だよ」という言葉から学んだこと

2021-05-08 17:17:00 | こころ
息子の友達が学校に来ない日がちょくちょくあり気にかかっている。

「今日は来れた?」と息子に聞くと

「来てたよー」

それで私が

「そっか、がんばってるねー」

などと言おうものなら

「別に何もがんばってないよ、普通だよ。そういうこといちいち言うのよくないよ。」

とのこと。お母さんは無神経と言われた。



息子は私よりはるかに器が大きくて、物事を理解していると感じることがある。

そういえば乙武さんのご著書「五体不満足」でも、プールで泳いでるだけなのに見ているお母さんたちが泣いている、こっちは普通なのに泣かれるのは微妙だというようなニュアンスで書いてあった。




がんばってる、と私が言うと評価になっちゃうんだなと思った。学校に来てない時はがんばってないみたいになっちゃうんだな。と。

普通だよ、の言葉に込められた意味は学校に通うことが普通とかそういうことでなくて、彼は彼で、そのまま普通に過ごしているだけであって、頑張ってる頑張ってないの話でなくて、来ても来なくても誰にも何も言われる筋合いはない、てことなんだろうな。


自分なんかは褒められて評価されると嬉しくて自分の価値を感じてきたけど、がんばってるね、すごいねといちいち褒められなくても、普通にただ生きてることを見守られて普通に過ごせていたら、どんなに安心して生きてこれただろうか。



「普通」って深いんだなと息子に教えられた。


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