近頃、すっかりカメラの話題から、遠ざかってしまって久しいのですが
PENTAXファンとしては、スルーするワケにはいきませんからね
さっそく取り上げてみました
ってことで、PENTAX から K-5 の後継機種の発表がありまして
あわせてPENTAX Q10 の発表もあったわけですが
今回はK-5 の後継機について書いていきます
仕様を見るとAFセンサーを除いてほぼ従来機K-5 と同じみたいですが
AF輝度範囲を広めた新開発のAFモジュール(SAFOX X)や
屋外視認性を高めた液晶モニターを新たに採用ということで
細部に改良が加えられてるようです。
もともと出来の良いK-5 だけに更に磨きをかけたって感じなんですね、きっと。
そして今回、注目すべきはローパスフィルターを廃した「K-5 IIs」モデル。
まずその前にローパスフィルターとはどういうものか理解する必要があるんですけど
図にすると下のような感じなんですよね。下の画像はGANREFさんから拝借しました。
このローパスフィルターを通すことによって
実際に存在しない模様(モアレ)や色(偽色)を撮像素子に入射してくる前に
ある程度ぼかす役割を持ってるんです。
ただこの効果の程度によっては、抜けの悪い、いわゆる解像度が落ちてしまったりと
たいへん難しい役割を担ってるんですね。
すでにLEICA M8やM9 なんかはローパスフィルターがないんですけど
このローパスフィルターを廃してしまったのが「K-5 IIs」モデル。
これって、どうなの?って感じなんですけど
特性を理解しつつ解像感にこだわる撮影を楽しみたいユーザー向けということですが
今は、どこのメーカーも出してきてますからね。
使ってみたいなぁ「K-5 IIs」