秋田市土崎地区は、秋田運河の河口に位置する港町で、藩政期は北前船が寄港し、久保田藩城下町の外港として
問屋、交易、回船類の職が、港町として栄えていました。
今回は、土崎港町の周辺にある、神社、寺、などを含めた史跡めぐりを、ベテランのガイドさん付で歩きます
セリオン入口から徒歩で中央6丁目にある
①實城院へ、
*立派な門の左右には仁王像があります
*本殿には市指定有形文化財に指定されている、石造宮殿があります
全体が男鹿石製で1849に造立され、内部にはご本尊の日蓮上人の石造が安置されています。
木製のような精巧にビックリです(普段は公開されていません)
*次に少し離れた②金毘羅神社へ
1751年ころ土崎の沖合でシケにあった船頭が海神の導きにより無事に入港することが出来
その折、積荷の中にあった神面(天狗の面)ご神体とした。(実際に見せて頂く事もできました。)
*石製狛犬は福井県のみで産出される笏谷石(しゃくだにいし)で作られ、日本海海運によって
各地に運ばれ、(県指定有形文化財)となっています。
おかっぱ状のたてがみが可愛らしいです。
*その後テクテク歩き、土崎街区公園へ(土崎神明社等近隣)
D51 役目を終えたデコイチが展示されています。
* 湊家(湊安東氏)の顕彰碑もあります
日本の鎌倉時代から戦国時代の末まで、陸奥国・出羽国の北部に勢力を張った武士の一族である
その後、正善院(湊城主安東氏祈願所 、四国八十八か所お砂ふみ)~休寶寺~本住寺へとまわり
最終地点は2018年3月に新築開館した国道7号線添えにある土崎みなと歴史伝承館へ
*曳山展示ホール ユネスコ無形文化財に登録された土崎神明社の曳山行事を紹介しています
10m級の曳山を展示、圧巻!
*また、階段教室では、平和学習など、DVDによる土崎空襲の鑑賞及び講話などを聴きました。
*空襲展示ホールには、土崎空襲で被爆した旧日本石油秋田精油所の倉庫の一部を移築し
当時を再現したものも見ることが出来ます。
70年経った今でも家族を失い、自ら戦争体験をした人達の講話を聴き
戦争の恐ろしさを知ると共に、絶対戦争はしてはいけないと改めて考えました。
と言う事で土崎港まち歩きは終了しました。
ちなみに9233歩、あるき身も心も脳も充実?した日になりました。では
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます