きょうは、たなばた様。
確か子供のころはこのように呼んでいたような気がします。
一昨日、車の中から道路わきにある竹藪に人の気配を感じました。
「何をしているのかな?」と私。
たまたま隣に座っていた息子が、「竹をとっているみたいだね」
「そうか!七夕用の竹をとっているのね」
そういえば、子供の頃、7月7日には必ず竹に願い事を書いた短冊をつけていました。
竹は知らないうちに、廊下の柱に立てられ、その前には野菜などのお供え物があった…。
竹は祖父や父が山へ行って切ってきていたんでしょうね。
都会に出てからは、この七夕様の行事だけはなぜかパスです。
なぜなんでしょ?
竹が入手できないことも理由の一つでしょうね。
そして、確か七夕の日の夕方、その飾りを川に流しに行ったんです。
都会では、そのようなことができない。
環境問題が問われる昨今、この飾りをどうしたらよいの?
幼稚園児が笹の葉を持っているのを見たり、お店などに短冊とともにたてかかっている笹の葉を見ると
「ああ、今年もたなばた様の日が来るんだな」
そのような思いだけで、私の、否我が家のたなばた様は過ぎてしまいます。