東洋大が復路も記録を更新しました。
これで、往路と復路の両方を制覇しました。
トップでタスキをもらったら、そして貯金があるのなら、自分の区間を何事もなく走りたいと守りの姿勢になるのが普通だそうです。
解説者の話です。
でも、東洋大の選手はすべてが攻めの走りでした。
よほど、昨年の早稲田に21秒差で負けたのが、悔しかったのでしょう。
でも、でも、このような大記録が出るとは思ってもみませんでした。
悔しさはばねになるということを、この駅伝を通して痛感しました。
反対に、今回この悔しさを味わったチームもいることを忘れてはいけません。
選手たちは言います。
「敵は自分自身の中にいる」と。
タスキを渡したら倒れ込む選手がいます。
よろよろと意識がもうろうになっても走る選手がいます。
あそこまで自分を追い込んだことがあるかどうか?自問自答です。
もちろんあるわけないです。
苦しさから逃げ、できるだけ楽な方、楽な方をと選んできた…。
年明けの箱根マラソン往路と復路は、大学の覇者を決める大会でしょうが、
それだけにとどまらず、山あり谷ありの人生の縮図のようです。