天気予報は曇りということで、少し遅めに洗濯をしました。
ベランダへ行ってびっくり!!!
ベランダからの景色が、モヤがかかってとっても幻想的なのです。
思わずカメラを持って飛び出しました。
「もや」を見ると、いつも懐かしく思い出す風景があります。
それは確か中学生の修学旅行。
中禅寺で泊まった旅館の朝のこと。
辺り一面「モヤ」がかかり、それがとても印象的でした。
灰色がかった墨絵の世界が、湖全体を覆っていたのです。
もちろん修学旅行ですから、東京や日光東照宮を見学したのでしょうが、それらは記憶のどこにもありません。
旅館のどこから見たのか、周りの同級生が誰だったのか…それすら記憶になく、
ただただ、湖畔一面を包む「モヤ」だけが、半世紀過ぎた今でも鮮明に思い出されます。
中禅寺へ行くまで見たことのない神秘的な世界でした。
今、空には太陽が昇り、今朝のあの神秘的な世界がウソのようです。