お先に下山します☆彡

目指せ!エンディングノート(*^^)v

梅だらけ

2022-08-19 01:19:27 | その他
不安定な天気が続いてますねー。
週末から回復しそーなので、また短期旅に出ようと思ってます。

で、一本の梅の木がですねー、毎年放置してるはずなのに、、今年はおらがいるから梅獲れと命令下り数週前とったわけですよ。手抜きして1/3しかとってないけど、千個オーバー。
近所に配って、残りを梅干しと梅酒に。

天候悪く干すのが大変だった。少ない晴天日に3回天日干し。
↓これまだ1回目なので青いね
一個一個全部ひっくり返すんだよ。  

↓ほんでこうなった(一部)
右の梅干しはAランクでばかでかい。左はBランクで標準サイズ。

↓梅酒は、、古酒と比較してみた。
左から、ブラックニッカウィスキー漬け(今年)、2番目がリカー漬け(今年)。3番目もリカー漬け(24年前)、4番目がレミーマルタンブランデー漬け(25年前)。
右2つは、横浜宅の押し入れ奥に忘れられてた物。仕込み数年後に半分空けたんだけど、もーおっかなくて飲めねーw
飲み屋に言うと、希少すぎる!持ってこい!と言われるのだが、、昇天しても責任とれねーもんなあ。

梅干し、みんな喜んでもらってくれるんだが、、一向に減らないのよ。
洋室一部屋、梅臭でえらいことになってます。
助けてーw

(^^)/

海から山へ

2022-08-13 21:28:37 | その他
えっ!
海から、、
山へ、、。


南房総の海後、2日間平地充電し、2000mあがってきました。キャンカーはらくちんです。
群馬・長野県境にある渋峠です。日本国道最高地点2172mがあるとこですね。
目的は、撮影、録音、登山、あと某全国大会に参加するため。
海の日焼けで肌ボロボロです。ゾンビのようです。おら日焼け止め使わない原始人。おかげで病気になりません。皮膚がんなんて無視、へっちゃらです。夏はいつも漁師より黒かったです。

スキーで有名な志賀の横手山山麓をベースに2日間うだうだ。その後、浅間、軽井沢で2日間うだうだしてきました。
2000m超えの天候は雨、曇り、夜間気温12度。サウナから水風呂ですね。

渋峠ホテルで朝コーシー飲んでたら懐かしい写真を発見しました。
↓コレ(オーナーさん許可済)
いやーー懐かしい。映画:スキーに連れてって!のキャストです。
三上博史も原田知世も布施博も沖田浩之も、、わけーわけーーw。三上も知世ちゃんも映画のSALLOTウェアのままですね。
ここをベースに付近の山で多くの名シーンが生まれました。
おれらおっさんたちは、TV東京のスキーNowとこの映画に毒されて毎週末どっかの雪山に入ってたよなああ。
知世ちゃんが志賀万座山越えルートをボーゲンで挑むwそれを三上が、この靴なら行ける気がする!と追走な。中身は海和だったけどw
ホイチョイプロダクション、その後のトレンディドラマの草分けだったよなあ。
↓寒いときは暖炉に火が入ります。上には天皇陛下さま。


で、次の日、2307m横手山山頂行ってみた。みんなリフト使うんだけどおっちゃんは往復歩ったよ。30年前、大回転でぶっ飛ばしてた急斜面を歩ったさ。汚れた身体を清めるのなw効果ねーけど。
↓横手山山頂ヒュッテ

某全国大会は、まーまーいけたかんじ。昨年優勝しちゃったんで今年はマークがきつかった。結果は数か月後。

ほんで下山。草津、嬬恋経由、ロマンチック街道を浅間山へ向かったす。
初日は撮影、録音。次の日浅間山アタックのつもり。
鬼押し園の上のジオパークに入ったんだが、客がいねーんよ、平日なんで。数日前クマさん出たそうで、受付で熊鈴持たされた。
↓熊さんに会えず、サプライズ何もなく定番ヒカリゴケ
つまんないので直ぐ軽井沢に降りちゃいました。
途中ライブ配信してたら、地元のリスナーさんが丸山コーシー本店行け!ゆーので行ったよ。絶対うめーっつーから。軽井沢店じゃなくて小諸店ね。
えらい綺麗な店構え、中には遠方から来てる気取ったマダムだらけ。おらの身なり(日焼けボロボロにショーパンTシャツ+下駄)見るなり、場違いビームの集中砲火、、案内スタッフが、迷惑そうにお飲みになられますか?っちゅーから、、ここじゃコーシーをなめるのか!って返してやった(目でね)。
おススメを頂いたけど、、おらには美味さがわかんなかった。スマン。
それより、マダムたちがね、ソファーで背筋ピシーって伸ばして何故かみんな小説読みながらコーシー飲んでるわけ。肩に力入れまくりで凍った蝋人形よ。そっちのほーが取れ高あったわw

軽井沢の別荘族が集まるスーパーTSURUYAへ行って信州系食料購入、コインランドリして車中泊。軽井沢には道の駅が無い。湯川ふるさと公園か碓氷チェーン着脱所が無料の定番。
TSURUYAには驚いた。安い、新鮮、品数豊富、レジは客ごとに買い物かごとテーブルを丁寧に消毒してくれる。本物のセレブが実に多く一見で分かる。みんな自然体でコーシー屋の偽セレブとは大違いw
外人たちにおらの下駄が結構受けた。

翌朝、登山のため峠の茶屋へ。天気最高、るんるん気分。ちっこい駐車場に置こうとしたら、、そこだめ!その車だめ!コール。キャブコン排除でした。大人の腹芸で例外枠を攻めたのですがアウト。涙。せめてズルして小浅間だけでも登りたかった。

しょーがないからまた街中リターン。
プリンスプラザ駐車場無料時間をうまく使い、思い出の場所を周遊。
グルメや観光地はもー飽きてるので、野鳥の森に音録にいったす。もののけ姫風森を5キロ歩く。。が、鳥おらず、カラスだけw
(秋から春が野鳥シーズンだそう)
↓こっから入って
↓こんなとこをぐるぐる

山中5Kmあるって会ったのは親子の2人と、うるせーカラスだけでした。

次は秋来るわ。
ほんじゃまたー浅間山♬

(^^)/



そろそろはじめっかー

2022-08-10 17:30:12 | その他
ブログ1ヵ月以上ご無沙汰です。
生きてます。いろいろありましたがめんどくさいので書きませんw
そろそろ準備ができたのでリスタートしましょう。

ノマドライフの練習にちょっと一週間ほど海行ってました。
千葉の館山、南房総、千倉らへんをノープランでキャンカー泊しながらぐるぐる、やってみないと分からない世捨て人のリアルと哀愁をたっぷり味わってまいりました。
条件は、、
  • 観光客多い場所や時間は極力避ける。
  • グルメ旅はしない、現地素材で自炊。
  • 現地人との出会いを積極的に作る。
  • 連続車中泊が体に与える影響を知る。
ほんでとりあえず分かった事、、
  • 大きめのキャンカーでも家の落ち着きは絶対に得られない。
  • 車中生活は視力が落ちる、平衡感覚が失われる、空気に活性がない。
  • 目覚めから行動開始まで長い瞑想が続く。
  • 現地人からのおもてなしに返すものがない。
  • セキュリティに気が抜けない。
  • 電気は命。充放電管理は必須。
  • 冷蔵庫内は最低3日分の飲食物を維持。
  • 等々
意外だったのは、TVは見なかったこと。
キャンカー導入前は豪華なAV機器を設置してプライベート空間でリラックスできるぞーとかだれもが思うのですが、、結局いらねっす!
ノートPCがあれば十分っす。
主語は車で動いて何をするか、なわけで。インドアとアウトドアをごちゃまぜにしちゃダメ。やるなら自宅に倉庫設置して専用ルーム作った方がまし。

あと、出会いが非常に多い。
道の駅やRVパークだと基本皆さんお声がけ程度でそれ以上立ち入らないですが、その他の穴場泊地ではそこに居る時点で同士感強烈。客も少ないのでライフスタイルで盛り上がる。都会の疲れを癒しに来るソロ女性も多く(特に夕日タイムは入れ食いw)、逆ナンされることもしばしばあり。
老年夫婦から学生まで、哀愁から未来の夢まで会話は様々、美味しい食材やお酒のおもてなしを受けたり、若者の悩みを聞いてあげたり、毎日新しい方と出会いがありました。  
これからはログ帳用意して、旅館の宿帳風、みなさんに一言書き残してもらおうと思ってます。きっとまたいつか会えると信じて。

今日は、白根、浅間、標高2200mらへんに4日間いた帰りです。内容は次回ブログに回すとして、とりあえず南房総方面のネタ貼っとく。

東京湾フェリーで千葉へ(久里浜→金谷)

横浜からアクアライン経由と金額的に変わんないし混みもないので、だらーっとフェリーにしました。航跡で潮が下げてるのが分かるね。この浦賀水道、ヨットで渡る時はフェリーがとても邪魔です。

↓上部デッキ。平日なんで客スッカスカ。
デッキの奥に見える部屋はグリーン客室。中は大きなソファーやTVがあって20人くらいで入っても料金は数千円、超お得です。
ゴルフ帰りの表彰式とか、カップルで行った時の2人の専用ルームにしますw

↓金谷係船ロープ投げ。おれらシーマンはこーゆーとこに興味あるんす。

↓ほんで一気に南房総へ。ここリゾホの千里の風ね。

もちろんホテルには泊まんないす。車中泊す。
館山、南房総周辺は日帰り温泉結構あるけど、ここ千里の風が一番好き。
ホテルの立ち寄り湯なので清潔、ゆったり、便利です。展望風呂は太平洋や夕日が全ぼうできて最高っす。

↓ダイヤモンドヘッドね
親戚にドラマビーチボーイズのディープファンがいたので、舞台となり当時のロケセットがそのまま残されている、民宿喫茶ダイヤモンドヘッドに寄ってみました。
↓広末が朝飯食ってたテーブル。ここで食事させてもらった。
↓ロケ当時の皆さん。
反町も竹ノ内も真木も広末も稲盛も、、どの俳優もみんなわけーよなああ。

当時の写真や小物が沢山あって10代の広末が天使に見えた。
ドラマで着てたセーラー服も置いてあって、いじらせてーーっつったら直球で拒否されたっすw
人当たりの良い老夫婦が2人で営業されてます。1時間いたけど遠方からのファンが多く訪れていました。

↓南房パラダイスね
ここは車中泊2日した。
ビーチにアクセス簡単で、近隣での撮影基地にしてました。

↓今回投入した撮影機材
千倉の潮風王国ね。
岩場でアワビやとこぶし採ってるおばちゃんいっぱい。とこぶしくれたけどアワビはくれなかったw。黒アワビ一個3万円っす!

リモコンで全部自動パン撮影してくれます。
海岸やビーチの中や、おいらが主役の動画をいっぱい撮りました。別にアップしようと思ってます。

↓車中泊ではこんなもん食べてます。
これ朝飯ね。味噌汁は欠かせません。

最後に、館山北条海岸から撮った富士山です。
ビーチにカメラマン溢れてたので何かなあと思ったら、ダイヤモンド富士が撮れる希少なめでたい日でした。
望遠なく108mmレンズで撮った。見事頂上ど真ん中に降りてくれました。
↓これね
この日は夜も役者が居ました。
ダイヤモンド富士の後、新月が富士山に向かって降りてきました。
↓これね(4K画像で撮ってトリミングした)

でっかいお月様ですねー。月が円がまーーるく光ってるのが分かります。
登山者の携帯ライトも見事に映っちゃいます。左が富士宮登山ルート。右が須走と吉田ルートです。東京湾と相模湾越えなのに動画で見るとアリさんのように行列が見えるんですよ。

この日昼間、北条海岸駐車場に止めてたら、おらの車の陰が丁度日よけになるんで(車高3mなので)陰でタバコ吸ってる人がいました。
禁煙場所につき、こんにゃろーって外出たら、、、芸人のクロちゃんでしたw。左手にタバコ、右手に食い物状態w。スミマセンですーって言われちゃって突っ込めず。他の芸人さんも数人来てて、なんか足立区主催の海イベントのようでした。

まだまだ一杯あるけど、今日はこのへんで。
(^^)/


ホタルナイト 第8夜 光の裏になにがある?

2022-06-18 02:45:07 | その他
6/17、ファイナルゲームとしてゲンジとヒメをハシゴしてきました。
秩父の平地ヒメはやはり終局です。2週前と比べると飛翔数が極端に減りました。江南のゲンジも五分の一程度になり迫力には欠けますが長持ちしてる感じです。

↓江南ゲンジボタル(6/17、20時)

↓秩父ヒメホタル(6/17、24時)



今年はホタルをしつこく追いかけ、沼にはまっちゃいました。
溢れる光の中に4時間も5時間も居ると、綺麗、荘厳、幻想を超えた不思議な感覚が芽生えてきます。

現場で出会う皆さんが言う。。
ホタル観賞は何時間続けても全然疲れない。逆に疲れていた体が次第に楽になり一日の疲労が抜けてゆく。ちびっ子たちは眠気を忘れ、大人たちには忘れていた原始の脈動のようなものが蘇る。

遊びで始めたホタル観賞、現場でいろんな振る舞いを見るにつけ、「もっと仲良くなるには?」「もっとこっちに来てもらうには?」、裏技探して増々深みにはまってしまいました。

今回はちょっとほたるの光の世界を掘り下げてみます。

バイオサイエンスでは、ホタルの冷光や集団同期化現象が真面目に研究されていて、そこには自己組織化やゆらぎの癒し効果があることが知られています。
生態発光はノーベル賞を受賞した下村先生の研究が起点となり、我々は生物の冷光を人工的に自在に生み出せるようになりました。
一方、集団におけるランダムな生態発光が次第に同期化するシンクロ現象の創発は、多くの研究者が挑戦中ですが、その真理は未だ解明されていません。
観察による状況証拠のみでモデル化を行い、古典物理の結合同期や引込み同期等力学系法則を当てはめ集団シンクロ現象を疑似理解するまでに留まっています。
力学では振り子やメトロノームの同期化現象が有名ですが、いずれもエネルギー保存則を根拠にしたシンクロ過程であって、ホタルのような生態の集団社会現象に拡張するには筋が違うのです。
そこに、一筋の光明を与えてくれるのが、こちらも日本人の蔵本先生です。非線形振動子の同期現象を記述する理論で、蔵本モデルと言われてます。様々な同期現象、生態リズムや社会的同調の過程までも、相転移を含めシンプルな数式で鮮やかに理解させてくれます。

ホタルではこーゆーことです↓
  • ホタル間に相互作用(例えば光反応)があれば、周期的なシンクロ現象が発生する
  • 相互作用の強度により、シンクロ現象の安定性が変わる
  • 群れのシンクロリズムや場所が突然変わる(相転移)分岐点がある
これらは、ホタル集団を鑑賞中、頻繁に見られる光景です。
蔵本モデルはこれらを定量的に予測してくれます。
過去動画でも、群れのシンクロ風景や、互いに異なる発光リズム(位相)の集団群が、他方の集団のリズムに吸収同期されてゆく風景が何度も見れます。
かと思えば、安定に同期点滅していた大集団から突然逆位相集団が現れ、新たなリズムが群れ全体に広がってゆきます(相転移)。
自然な複雑現象の裏に、シンプルな原理が存在するという典型例ですね。

↓ヒメホタルのシンクロ時間推移(ホタルナイト第5夜@秩父、6/4撮影)
では、何故同期したがるのか??
ホタルは交尾や威嚇等、何らかの利益を得るために、周囲と同期する戦略を取っている。。と人間は勝手に仮定するのですが、、本当にそうなのか?
同期の動機!が未解決問題なわけです。
私たちは現象の法則性さえ発見できれば勝利、その先にある生命の内なる原理は神の世界に似て、自然科学全般、踏み込む研究者たちをことごとく廃人に追い込んできました。逆説的に言えば、強欲な人間が神の手を手中にすれば、宇宙すらぶっ壊す!wそれは超えてはいけない壁なのかもしれません。

過去動画でも見れるように、集団の中でも徹底して同期しない個体もいます。異常個体なのか、ただの一匹狼なのか、それとも真理へのヒントなのか、、。
一見集団に不利益な個体(人間社会では反逆者や脱法者等)も、一定数いないとその集団は死滅することが数理科学で証明されています。ホタルのそれは群れの多様性を維持する番人なのでしょうか?

他にも、ホタルの発光波長を調べると、スペクトルの中心は約500nm付近にあることが分かっています。ゲンジはやや短くヒメはやや長く、その偏差は約1割です。もうちょっとだけ長くなると、人体細胞の活性化に有効とされる育成光線の領域にかぶります。私たちがホタルの光を心地よく感じるのは、ゆらぎだけではなく、もしかしたらその波長による引き込まれなのかもしれません。
また、この波長帯はLEDでも容易に発光できるため、LED点滅によるホタル誘引実験が各所で行われた時期がありました。結果は成功。ただ、捕獲機として悪用される心配からその後の応用研究は少ないようです。

たかがホタル、しかしそこには不思議な魅力が一杯です。
だれか斬新な視点で、神の領域へ挑んでみませんか?

何故そんなことに粘着するのか?。。。だって呼んだら寄ってきて欲しいんだもん。犬みたいにw(^^♪
あと、おらも光で会話してみたいってのもちょっとある。人間相手に怪しい光はいつも出してんだけどねw

(^^)/

ホタルナイト 第7夜

2022-06-14 08:58:35 | その他
6/12(日)22-24時
いやーーーシブイ!シブイ!おもっきり外しました!
最悪コンディションでヒメ踊らず。

がっつり夕立後、ピーカン快晴、風ほぼ無し、最高じゃーんと思って現地入り。
が、、頭の上にヤツがいた!不覚にも月齢を見逃していた。天には立派なお月様、強烈な月光、どうにもならん。加えて放射冷却で気温12度、活性上がらず。

はぐれヒメが数匹飛ぶ程度、収穫なし。
ここ数日で平地のヒメは一気に終焉を迎えた気がする。

人気ポイントはすごい荒れよう。そこまで入るかと思うほど踏みつぶしが密林の中まで続く。ヤマヒルもマムマムもいるだろうに、熊よりスゲー。
もう2週間前とは違う。自然のしなやかさが失われ、スレた飲み屋の裏通り風になっちゃった。

自宅から往復100km。獲れ高ゼロは悲しすぎる。
月明りで全面光る夜空、ローアングルで北極星に合わせ、ワンチャン姫様のフレームインを狙った。。皆さん森の中を狙ってるのに、おらだけ離れて挙動不審。
粘り粘って頂いたささやかなお土産↓

地主さんが我慢してくれてた草刈りも随所で行われ、ヒメもゲンジもパワーダウン。もー今年はここまでにするか、、入山するか、、今週末でフィナーレにしよう。


自然をらくちん鑑賞しよう♬

さて、今年は新兵器「ポータブル遠隔モニタリングシステム」を構築、ホタルの現場でこっそりテストしてました。運用目途がついたのでホタル以外にもいろいろ使えそうです。目的とスペックは、
  • カメラから生映像を飛ばし、離れた場所でモニタリング&録画
  • 画質1080p、最大60FPS、HDMI。Audio44.1KHz / 48KHz 16bit/ 24bit
  • 最大通信距離500m、安定通信距離200m以内
  • 運用可能時間:連続6時間(カメラ電源容量に依存、基本制限なし)
  • 構成:映像送信機、中継器、スマホ、ノートPC、ポタ電、携帯電波リピータ、三脚等
とっかかりのヒントは、映画やドラマ撮影現場で監督とスタッフが複数のカメラをライブモニタリングしている風景でした。以前はケーブルでつなぎ監督席に集中させてたのですが、今は無線で飛ばし大勢のスタッフがスマホやPadで同時モニタリング、監督の指示やイメージがライブ共有できるようになり、収録作業が大幅に効率化されました。
おいらのモチベーションは、現場映像を離れた車の中で楽々ゲットしちゃおう、ネットに車中からライブ配信しちゃおうです。
そんなの、現場にGoプロでも置いてライブ配信すりゃ楽勝じゃん!ってのは甘いです。自然の現場には電波がありません。あってもライブサービスは映像品質ダメダメです。
映像は車中の手元で制御できること、ネット用電波(wifiや携帯キャリア電波)が薄い場所は車にリピータ設置します(ミニ携帯基地局のようなもん)。

秩父のヒメと熊谷江南のゲンジの現場でテストしました。
過去記事のホタルナイト映像にも遠隔録画したものが含まれています。テスト中現場でお会いした皆さん、横着変態野郎ですみませんでしたw
てなわけで、カメラ設置場所に待機するのが困難な環境で威力を発揮します。運用にはプライバシー面に注意が必要ですが、今後キャンプやアウトドア遊びでご紹介して行こうと思います。

長野辰野のほたる祭りが、毎晩Youtube中継されてます。
こんな風景が、大金掛けず、リクエストあれば速攻機動設置で共有できます(^^♪

(^^)/

ホタルナイト 第6夜

2022-06-11 19:34:44 | その他
まだやるんかい!ホタル!w

いーかげん自分の執念に疑問を感じないでもない。他のブログネタが一杯溜まってしまった。
物事には壁がある。もーいーやー、こんなもんだろ、って思った時、人は進化を止める。その先に何かがある、、信じて重い腰を上げる。壁こそ未来への扉だw大袈裟( ;∀;)

で、夕べまた行ってきたよ秩父。。雨なのに。
忘れないように、来年のホタル遊びのノウハウメモとして残そうと思う。

6/10金曜、21時現着、雨止まない。。駐車場には同士たちが10台程待機中。
傘さして竹林内の様子を見に行ってみた。。いるいる、いるぞおい!ホタルじゃなく人間が!意識高い系マニアが7人も、雨の中でカッパ地蔵状態、あちこちにレインカバーつけたカメラがにょきにょき立ってる。予報では23時過ぎまで雨。すげー気合だ。
根性が、ナメクジを超えてる!w。藪と同化してる面々がジャングルのランボーに見えたw

23時、再度チェックに行ったら数匹のヒメが出てきた。
ならばと場所替え、らくちんな別ポイントへ移動した。傘とカメラをセットし撮影開始。
今回は新しいレンズを用意した。56mm、F1.4。
ほんで、こんな感じになりました↓









↓動画も撮ったけど微妙にピンズレ涙(56mm、F1.4)
↓前回はジャスピンだけど広角すぎた(16mm、F1.4)
以上、下手の人柱としてご参考ください。

今回学習したこと:
  • 単焦点を中間距離に合わせたため中間のボリューム感が薄くなった。遠方に合わせた方が良い。
  • 蛍の群れの下(地面)が蛍光が反射してる風の撮り方が分かった。薄い外部光がその位置にあればよい。
  • ビデオ撮影は明るさ上げるためマイカメラの限界(F4レンズでISO=32000、SS=1/4)設定でやっていた。F1.4レンズだとSS=1/10まで余裕でいけ動画が滑らかになる。特にゲンジボタルのマイルド感にはSSが命。
素人なんで、笑わないでね。

明日は梅雨の貴重な晴れ間、ファイナルナイトになる予感。星景もミックスできそう!色々構図変えて全力で戦ってきます(^^)/

ホタルナイトシリーズ、goo内外から過去一でアクセス頂いてます。
ゲンジの現場では「それ見て来ました」って方もいらっしゃり嬉し恥ずかし。
おらのホームは下記です。青いキャップかぶってカメラ持った初老のおっさんがいたら私です。どうぞ気軽にお声がけください(^^♪

■ゲンジボタル
埼玉県熊谷市「江南ほたる祭り」で検索すれば現地案内図があります。
コロナで祭りは中止ですがホタルは変わらず飛んでます。一周2Km程のホタルロード、毎晩ほたる保護会のスタッフが各所で案内しててベストポイントを教えてくれます。ファミリー鑑賞に最適。
飛翔時間:19時~23時
駐車場:ホタルロード入口に大きな無料駐車場あり

■ヒメホタル
埼玉県秩父市「下吉田地区ヒメホタル」で検索すると色々出てきます。
観賞場所は多数あり。マニアの掟で美味しいポイントはネットに書かれません。現地で聞くなり昼間にロケハンするなりしましょう。
駐車場のすぐ近くに温泉「星音の湯」(宿泊も可)があり、昼間は温泉につかり夜はヒメホタル狩りがおススメかも。
(秩父は市内中心部の上町が有名ですが、ゲンジ、ヘイケが中心でヒメおらず。飛翔数も少なく場所も狭いし駐車場も難儀します)
飛翔時間:22時~深夜2時
駐車場:赤平川吉田川水辺公園駐車場

先日、都内からのお客さんで熊谷・秩父を一晩でハシゴしてる方もいました。
どっちも見頃はあと一週間かな。
長野県辰野のほたる祭り行こうか迷っている。今年は辰野地元在住者、宿泊者しか入れてくれない。行政が固い。祭り中止しても鑑賞自由(熊谷)、祭りやるけどよそ者排除(辰野)、どっちが未来志向だ?w

(^^)/

ホタルナイト 第5夜

2022-06-06 15:44:47 | その他
ホタルシリーズも第5夜を迎え、いよいよ本丸の秩父へ突入です。
前回までのゲンジボタルは自分的には単なる序章。本命のヒメホタルに会うまでのウォームアップでした。

6/4、昼間は秩父手前の山からアマ無のオール神奈川コンテストに参加、その足で本命の待つ秩父下吉田地区へ向かいました。
日帰り温泉に浸かり充電後、現着が21:30。現場は既に満員状態でした。
人気ポイントの道路際100mの範囲に、三脚&カメラの嵐、張り付くカメラマンの数なんと21人!数えたよ!スタジアム競技を取り囲む、、あの風景です。
その後、深夜3時まで居たが、来たカメラマンは軽く50人超えた(@_@

ここ下吉田地区は撮影ポイントが多数あり、2Km程の範囲で皆さんあちこちを探索する。人気順に某民家周辺、赤平川吉田川水辺公園、鳥居、フルーツ園あたりが巡回ポイントになる。ベテラン者は他に多くの秘密場所を持っている。
水辺公園にはアウトドア用の大きな無料駐車場があり、この日はキャンプ客10台、ホタル客約40台が駐車していた。ここをベースに各所に散って行く。
(各鑑賞場所近くの路肩に駐車する方もいますが基本駐車禁止です)

これ水辺公園横の現場の様子↓(6/2撮影、飛翔数少)
ここは竹藪の中での撮影になる。皆さんこんな感じで飛翔が始まる数時間前に現場に入り、優良ポイントの確保、カメラ調整で戦闘態勢を整えます。この映像は6/2平日、21時撮影でマニアも数人のみ、ヒメホタルも極少数しか出ませんでした。が、6/4土曜日は、50m程の範囲に20台近いカメラ、マニアが列を成し密密密、そこそこの飛翔数で夏祭り出店前状態でした。
竹藪も私有地ですので行かれる方は地主さんの迷惑にならないよう注意しましょう。

今年のNo1は某民家周辺。私有地侵入や撮影者同士のトラブルを避けるため、今年は各所に立ち入り禁止ラインが張られた。遠めからホタルを狙うため玉ボケショットが難しくなる。

ではイッテみましょう。

↓夜10時、宴の開始です。
星景もちょっと入れてみました。赤い部分は他客の赤外線補助光害です。ゆりの花のようで消さずに入れてみました。直線の星はスターリンク衛星、天文ファンには空の暴走族、間もなく3万機打上が完了し夜空はイーロンマスクのおもちゃで溢れます。

F1.6 16mm 8秒 ISO1600 30枚 夜10時

↓林の中

F1.6 16mm 8秒 30枚 ISO1600 夜11時


F1.6 16mm 8秒 ISO1600 30枚(ダーク補正) 夜11時

F1.6 16mm 8秒 ISO1600 30枚 夜12時

F1.6 16mm 8秒 ISO1600 30枚 夜12時
↓上の角度から撮るとこうなります。
F1.6 16mm 10秒 ISO1600 30枚 深夜1時

↓動画だとこんな感じです。
ホタルは3m~15m先で光ってます。明るい望遠レンズ持ってなく寄れず迫力に欠けますが、肉眼ではこの映像よりずっと荘厳な夢空間です。
別ポイントへ行けばカメラの周りを自在に飛んでくれる玉ボケ優良地があるのですが、この日は面倒で移動せす。強者はカメラ複数をあちこちに置いて長時間放置インターバル撮影、車で巡回回収してる方もいます。



秩父のヒメホタル鑑賞はまだ間に合います。

今年は今週来週くらいがピークです。水辺公園に夜7時以降に入ればマニアが大勢いて聞けばポイントを教えてくれると思います。標高高い山間部では7月頭まで見れますが大型の獣が多く命がけになります。

6/4は、鑑賞者のピークは深夜0時でした。皆さんお腹一杯状態で満足、順次引き上げていきます。2:30時点で小生と謎の女性の2人になりました。ホタルはまだまだ元気に飛んでます。
女性から声を掛けられました。。あのー、、私ホタル初心者で撮り方良くわからないんですけど教えてください、と。この女性、ソロで4時間くらい固定ポイントで静かに集中撮影していたのでちょっと気になってました。おらが若かったらナンパの神チャンスw。自然派カメラガールのようであれこれ30分立ち話、なんとおいらの地元横浜、家のすぐご近所さんでした。こんな遠くでお隣さんに会う偶然、更に巡回カメラマンがもう一人やってきて2人の話が聞こえたようで、、え!センター南(横浜都筑区)なんですか!私もそこです!と。。なななんと、3人とも超ご近所さんでしたww。奇跡っす。
写真やローカル話で盛り上がりエンドレス。お二人とも30歳前後、美人女性に好青年、ホタルが取り持つ出会い、ちょっと気づかいしてあげて老兵は強引に去らせていただきました。
うまくやれよーーあんちゃんw(これ見てたら連絡ちょうだいね)

最後に、人気場所でのホタル撮影の便利道具、、
  • ポータブルチェア(長丁場撮影なのであると超楽)
  • 黒Tシャツ(モニター光を漏らさないようカメラにかぶせます)
  • レーザポインタ赤色(暗闇でのピント合わせ、他客の迷惑注意)
  • レンズウォーマー(湿度が高い場所のレンズ曇り防止)
  • カロリーメイト(フルーツ味、何故かホタルが寄ってくる、兼おやつ)
あと薄着はダメね。長袖やウィンドブレーカー持っていこう。カッパは万能。草むら入るには長靴もね。

(^^)/

ホタルナイト 第4夜

2022-06-04 00:59:04 | その他
今回は近接撮影やってみました。
カメラセンサーはAPSC、レンズは18mm-105mm/F4なので限界がありますが暗闇のピンズレと戦い根性で寄ってみました。ズームを変えながら、大体カメラから2,3m先のホタルを20cm~40cmの範囲で撮ってます。

無編集でつないだだけなので、下記再生タイム表示を参考ください。03:05からが近接映像です。

00:00 現場風景
03:05 近接撮影(ややピントズレ)
15:50 近接撮影(ピント合わせました)★こっちがおすすめ

ホタルの動きについてコメント入れようと思ったのですが、疲れてスルーw
ホタルの婚活、求愛の押し引きは人間のそれにも似てて大変面白く深みがあります。どうぞあれこれ想像しご覧ください。

さてー、、次回予告になっちゃいますが、
行ってきましたよ。今シーズン初、ヒメホタル聖地、秩父へ!
すごかったっす!コレっす↓

総露出5分。強烈な飛翔数でした。
動画も撮りました。まとめて次回紹介します。
明日、山からアマ無コンテスト参加し、その足でまた秩父へ向かいます。土曜夜なので現場はメジャーリーグ、マニアのオールスター戦になること必須。目指せMVP!
(^^)/

ホタルナイト 第3夜

2022-05-31 13:08:41 | その他

近所のホタル天国へ毎晩出かけてます。
今日は現場の鑑賞風景をご覧ください。無編集です。現場臨場感伝えるためBGMなし音声ありです。

ホタルの鑑賞マナーは、どの地域もほぼ共通です。ここはNPOが大きな駐車場と各所にスタッフを配置、多数のマナー看板を立て注意を促しています。
  • ホタルは人工光を嫌う。懐中電灯やスマホ光は厳禁。
  • ホタルは捕獲しない。
  • 私有地に入らない。
  • 静かに鑑賞。
ですが、動画の通り、ほとんどの方がスマホ撮影するため光害が止まりません。スマホ外部ライト全開の方や、懐中電灯やLEDライト直球照射の強者も多くいらっしゃいます。捕獲含めちびっ子たちのやり放題を止めない親も多いです。
広大な生息エリアなため、ポイント奪い合いやピリピリした緊張感が無く、共有でなく独占固有の楽しみ方が成立しちゃってます。
注意看板やスタッフの話は承知のはずなんですがね・・・。集団心理なんでしょうか。

この映像は、PM8時~9時のゴールデンタイムです。
最初は鑑賞客の中で撮り始めたのですが、危険を感じ後方へ退避したわけです。。ホタルより鑑賞客の生態を撮ったほーが面白いしってのもあるw

婚活近接撮影も撮れました。追って公開します。
現場からYoutubeライブ配信も計画してます。

ホタルシリーズ↓(★おすすめ度)

ホタルナイト第3夜(2022/05/29撮影) (★★★★)

ほんじゃまた(^^)/

ホタルナイト 第2夜

2022-05-30 01:34:41 | その他

前回の第一夜は初ロケーションに慣れるため、色々乱撮りしました。
今日の目標は、4K動画長回しです。


第1夜はHDRモードでしたが、今回は定点4Kで微妙にアングルとピントを変えながら5分から10分の撮影を繰り返し、全部を無編集のまま繋いでます。
4Kで撮ったら大画面にも耐えられるかなあぁってテストね。
トータル56分動画となりました。長すぎ!
定点撮影で変化が少ないですが、どうぞお好きなシーンを探してみてください。ホタル愛好家の方には、各個体の気持ちも分かると思います。
(現場音消すの忘れて周囲のオシャベリも入っちゃた。ゴメン)
はいこれ↓(3GBもあったw)
撮影データ:4K 24fps / F4 18mm-105mm ISO32000
時間:PM8時~PM12時

土曜日だったので鑑賞客多く、色々難儀しました。
チビッコたちが三脚にぶつかる。大人たちがホタルに向けて懐中電灯じゃんじゃん点ける。車客がホタルロードに乱入ヘッドライト全開。不慣れなカメラマンがフォーカス合わせに赤外線補助光繰り返し発光、、etc。
秩父あたりのヒメホタル聖地でこんなことやると、一発退場になりますが、ここは撮影ポイントが無数、生活道路でもあり皆さん大らかな気持ちで許しています。

ゲンジボタル観賞の基本知識は大体以下になります。
  • 婚活は、オスが飛翔し、メスは飛びません
  • 今回は飛翔数が少なく圧倒的オス天国、メス選び放題パラダイスでした
  • 彼氏募集中のメスは、地上で点滅し積極的にアピールします
  • 点のまま発光中は、交尾中か休憩中
  • 好みのメスを見つけるとオスが急降下、逢引儀式が始まります
  • カップルになるまで激しく発光し争奪戦が随所で発生します
  • 男前には複数のメスが寄ってくる、根性無しの男はすぐ逃げ出す等々
このへんを注意して鑑賞すると楽しさが倍増するかと思います。
ホタルの婚活は1週間。この短い期間に全力をかけ未来へ生命をつなぎます。優しく見守りましょう。

次回第3夜では、この争奪戦に特化し、今夜また撮影行ってきます!


ホタル豆知識:

クラゲやホタルの生物発光を研究し、2008年ノーベル化学賞を受賞したのが日本人の下村先生です。
先生が発見したGFP(緑色蛍光タンパク質)は、その後生態化学の様々な分野に応用され遺伝子分析や医療技術の発展に大きく貢献しました。
発光はエネルギー消費を伴うはずなのに、ホタルにしろクラゲにしろ何故無尽蔵と思えるほどの発光が可能なのか?。従来の化学では何らかの酵素が反応すると考えられていたところ、ルシフェリンやルシフェラーゼが段階的にタンパク質や酸素と反応することで最小限のエネルギーで発光が続くことが解き明かされました。その後多くの発光物質が発見され、人工的にホタルやクラゲと同じ発光操作を加えることで生体に安全に様々な細胞を発光させられるようになりました。
ホタルの発光は、数億年の進化の過程で彼等が獲得したハイテクなわけです。
ただ、何故、なんのために発光するのか、その理由は未だに解っていません。様々な通説はありますが、どれも科学的に証明はされておらず、これを解き明かせば次のノーベル賞は、、、たぶんあたなのものです。
そして、人間の未来は、、おでこが光る!?
ホタルの先には1億円(賞金ね)w

(^^)/