お先に下山します☆彡

目指せ!エンディングノート(*^^)v

2024ホタル第9夜(臨界直前)

2024-05-29 18:20:31 | その他
2024/5/27、20時~22時、@熊谷江南地区(江南ほたるロード)。


はーいコレ!1/30シャッター100枚比較明合成。
光蓄積計があれば、たった3.3秒間に放たれる光の量ですね。
多けりゃいーってもんじゃない。でも、多くてもいーじゃーないですか(^^)
所詮カメラなんてどう撮ろうが見せようがシャッター押した瞬間ノンリアルですw

発光が臨界に近づいてきました。
横方向に広範囲に飛翔する乱舞はまだ早い時間に集中しています(19時半~1時間くらい)。もう56mmレンズでは狭すぎて全体が捉えきれなくなってきました。

今年は活性の高い場所が例年と違います。来られる方は定番ポイント以外も探索されることをお勧めします。
一週間前までは、短周期発光の西日本型が多く見られましたが、ここにきてホームの東日本型の長周期発光群がメインになってきました。

ホタルは成虫になると捕食をしません。命を削りながら発光し、短い一生を終えて行きます。
地中、水中で暮らすのが約10ヶ月、その後成虫となり飛翔発光するのが平均10日間と言われています。つまり、エネルギー補給無しで、あの小さな体でそれだけ長く発光するんですね。ホタルは生体発光である冷光現象として知られていますが、そのエネルギー変換効率は80~100%近くに及びます。電球などは10%程度の効率で残りは全て熱に変わってしまいます。
また、スマホのスクリーンはホタルと同じ冷光現象を利用してるので、ホタルの発光色に似た色を表示させフリフリするとホタルが誘引されることが良くあります。

ホタルの発光過程の科学的解析は古くから詳しく研究されていますが、まだまだ未知の部分もあり、何故そうするのか、神の領域が残されています。同じく集団行動としての協調現象の数々も、その解明は即ノーベル賞レベルになっています。
われわれ人間は、その儚さの中に、何か大きな真理を感じることで同じ生物として心に染みる感動を味わうんですね。

さて、ここ数日更に活性が上がり、まもなく臨界を迎えようとしています。

5/27の状況をどうぞ↓
前回と同じく、民家前の水路を定点から上流下流を撮ったノンカット映像です。お部屋を暗くして大きな画面で見るのがお勧め。現場の雰囲気にしたれると思います。
これまでと違い、東日本型の長周期点滅が増えてきたのが分かります。
これが臨界状態になると、点滅が点滅をよび、連鎖反応の如くアピール合戦が始まり、周りの人間関係なし、空間全体が無数のホタルに支配されます。
昨年無かった臨界が今年は来るのか、、。

こっちは、陸のジョーズです↓
公道上で、目前にいる鑑賞客やカメラマンに直接大砲ヘッドライトをぶち込んでくれていますw。この状況が10分以上続きました。
ご本人の私有地内なら治外法権で通るけど、公道でこれをやられると、いろんな意味でトホホでございます。

今夜(5/29)は、天候条件的にラストチャンスな予感。
気合入れて行ってまいります。

ハッピーホタリング♬

(^^)/


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