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わんちゃん大好きです。

九十五歳の産婦人科

2014年02月22日 | 日記

母上様の大事なところに異変が起きまして....(笑)

下着が汚れる様になったのです。

よくよく観察をしていたら....どうも血液らしいのです。

色は薄目....でもそのうち鮮血になり..あららら....やっぱり大変母上様~出血だわ。

病院へ行かなくっちゃだよ!

母上様......えぇ.....見られちゃうの 

私......だって仕方がないでしょう...診て貰わなくっちゃ....もし大変な病気だったら困るよ。

そんな事で、すぐに娘に相談。

やっぱり産婦人科でしょ....と言われ、先日入院した病院に産婦人科もあるのを思い出し

早速予約を入れて昨日行って来たのです。

母上様は兎に角支度をして連れ出すまでが大変なんですよね。

出かける前には一時間の余裕を持って支度をします。

化粧をするかしないかで迷っているので...じゃ~眉だけ書いたら。

後はきれいに見えるから大丈夫よ....お化粧はしなくっても....

マスクをしたら分からないわよ。

母上様....そうかい...じゃ~このままで行くわ

 

そうそう....介護認定は要介護1でした。

しっかりしている部分もあるのですが出来ない事も多々あり今は色んなことがあやふや。

病院へ着くなり、あぁ....わしはもうあの世行きだっ....こんなひっちゃかめっちゃかなばあさんだから

早くお迎えに来てもらわなきゃ....なんにも出来ないぼんくらで...等々私に手をひかれ歩きながら

ずっとしゃべり通し....椅子に座ってもなんやら、かんやらとずっと....

待合室はシーンとしています。.......きららが怖がるだけあって声は通るし(笑)

み〇〇さんにうちのお嫁さんに来てもらって本当に良かったとも言っていたわ....

これが....みんなに聞こえる様に言うもんだから.....すっごく恥ずかしかった

お隣に座って居た方がこちらを見て....お元気ですねっと.....笑っていた。

母上様~シィー......ちょっとお静かに願います(心の声)

 

やっと順番が来て診察室へ

きれいで若くって優しそうな女医さんです。

女医さん....〇〇さん何回出産していますか?

母上様......えっ...何を言っているのか聞こえません。耳が遠いもので...

先生があまりにもきれいなので見とれいていました。

女医さん....あらそんなに褒めて頂いても何も出ませんよ

スタッフさんたちが大笑い。

私は今日までの事を話...内診へ

下の衣服を全部脱いでちょっとお待ちくださいねと言われ

脱がせたのですが....ズボンを穿いて来たので下はすっぽんぽんになってしまって...

あらら..こういう時はスカートの方が良かったね。

気が付かなくってごめんね....と私。

いや~こんな、しわくちゃばあさんなんだから何でもいいよと言う母上様(笑)

(そうは言っても家ではいつも鏡を見ているんですよ)

靴下にスリッパにすっぽんぽんじゃ~みっともないのでバスタオルをお借りしてスカートに。

診察.....

あっ...これですね。おできが出来ていますよ。

悪い物ではなさそうなので取りましょうね。

膣の入口に五ミリくらいのポリープが出来ていたらしいです。

ほっとしました。

母上様には分かりやすい様におできと言っていましたが

正式な名前は子宮頸菅ポリープだそうです。(頂いた診療明細書に書いてありました)

一応癌の検査に出すらしいです....

診察が終わった後は母上様恒例の(笑) あっちのスタッフさんこっちのスタッフさんに

十秒間くらいのご丁寧なお辞儀をして診察室から戻って来たのでした。

会計での待ち時間の時も.....あぁ...この世の終わりだ....まったくわしは何の罰が当たったんだろうか等々

神様早くお迎えに来てくださいと手を合わせたりして~~もう恥ずかしい.... マックス~

母上様.....お願い.....お静かに....

こんなことで九十五歳の産婦人科は一件落着でしたが

母上様のお口の達者は今なお続く予感がします。....................